どうも、アサマです。
無凸で10凸撃破、4回目の今回は、ノノ姉さんを考察してみたいと思います！
ノノ姉さんは近接歩行なので、これまで紹介してきた遠距離騎馬に比べると、格段に対処が簡単です。しかし、現環境での出現率が極めて高く、場合によっては「詰み」になることもあるキャラですので、このあたりで考察を入れておきたいと思います。
まずは、いつものようにステータス検証から。
まず、他のキャラに比べて、ノノ姉さんが抜きん出て大きい値は、年齢ですね。他のキャラが12～30程度であるのに対し、1,000にも達するようです。にも関わらず、無邪気で癒される…すみません、いきなりどうでもいい話でした（汗）
…さて、ひとまず基準値10凸のステータスはと言うと、
HP：49、攻撃：49、速さ：31、守備：37、魔防：31
ですね。前提武器は標準の「雷のブレス＋（錬成前）」にしています。まず目立つのは「HP」の高さと「守備」の高さですね。これを生かした物理耐久型が、見る型のひとつですね。
ただ、ノノ姉さんの型はこれだけではありません。なぜなら、他のステータスもそこそこ高いからです。一番のウィークポイントになりそうなのが「速さ」ですが、逆にこの弱点をスキルで補完して、バランス型にしているケースもあります。
攻めから入るか？受けから入るか？
さて、そんなノノ姉さんを攻略する場合に考える必要があるのが、攻めから入るか？受けから入るか？ということです。それぞれについて考えてみましょう。
攻めから入る場合
まず「攻めて一撃で」倒すには、どの程度の「攻撃」が必要か？について、見てみたいと思います。
ノノ姉さんのスキル構成は、かなりバラエティに富んでいますが、こちらからの攻めに対応したスキルで良く見るのは「獅子奮迅」と「金剛の呼吸」ですね。…あと一応「明鏡の呼吸」も入れておきましょうか。もちろんこれらは両立ができませんが、最大を取って、［守備：+4、魔防：+4］ということにしておきましょうかね。
で、聖印にもそれぞれのステータスアップ聖印（「守備3／魔防3」）を付けたとしておきましょう。こちらも両立不可ですが［守備：+3、魔防：+3］で見る…ということになります。（本当は「近距離防御3」が一番怖いんですが…）
さらに、武器錬成効果で「守備錬成」「魔防錬成」のいずれかが選択されているとすると［HP：+5、守備：+4、魔防：+4］ですね。
さらに、個体値が「守備↑」もしくは「魔防↑」を考えると［守備：+3、魔防：+3］。
これらをすべて合計すると［HP：+5、守備：+14、魔防：+14］になりますね。つまり、基準値にこの値を加えた数値に対して一撃で倒せれば、ほぼ安定して一撃で倒せる…ということになります。
さて、どんな感じかと言うと…
［HP：54、攻撃：xx、速さ：xx、守備：51、魔防：45］
ですね。クドいですが、各値で最大を取っているので、実際にはこんな数値のノノ姉さんは存在しません。
ちなみに、攻めから入る場合、敵同士が隣接状態にあることも多いため、鼓舞や紋章等のバフも考慮するに越したことはないんですが、敵が近接歩行ということで、そこはプレイングでカバーする…という前提で行きたいと思います。気になる方は「守備の指揮で［守備：+6］」とか「マルスのファルシオンと守備の大紋章で［守備：+5］」とか、さらに盛ってもいいですが…。
物理キャラで一撃で倒すには？
さて、まず物理キャラで一撃で倒す場合を考えてみましょう。見るべきノノ姉さんの数値は［HP：54、守備：51］ですね。
相性等価の場合は単純に合計して…［攻撃：105］必要です。
…見たことありませんね。
次に相性有利で見ましょう。この場合［攻撃：105 ÷ 1.2］=［88］
…まだ見たことありません。
さらに相性激化有利の場合はというと…［攻撃：105 ÷ 1.4］ = ［75］
…死線バシリコスレイヴァンでも、この値を出すことはかなり難しいですね、はい。
最後に、ダメ元で「特効」を見てみましょう。物理でノノ姉さんに特効を取れるのはファルシオンのみ（封剣ファルシオン含む）ですね。このファルシオン、相性不利なのであまり効果は見込めませんが一応計算してみると…［攻撃：(105 ÷ 0.8) ÷ 1.5］=［88］
…ただの相性有利と、同じ数値になりましたね。ちなみに、特効と相性が同時に存在する場合、攻撃の値に特効の掛け算が先に入って、小数点以下切捨て、その後相性計算…という形になります。（参考記事：【検証】特効×相性有利の正しい計算方法）
ということで、物理キャラで一撃で倒すのはあきらめた方が良さそうですね。
魔法キャラで一撃で倒すには？
次に、魔法キャラで一撃で倒す場合を考えてみましょう。見るべきノノ姉さんの数値は、［HP：54、魔防：45］ですね。ちなみにこの魔防の数値を叩き出すノノ姉さんは、これまでに見たことがありません。たいていは、守備に振っているか、バランス型にしているか…のどちらかだからです。ただ、元の魔防の数値も低いわけではないので、一応魔防特化型とも言える、このケースで見てみたいと思います。
相性等価で一撃で倒すには、単純足し算で［攻撃：99］が必要です。うん、無理ですね。
次に相性有利。この場合は［攻撃：99 ÷ 1.2］=［83］ですね。これも無理ですねー。
で、相性激化有利。この場合は［攻撃：99 ÷ 1.4］=［71］です。うん、まだ厳しいですね…。
さて、最後に特効を見てみましょう。魔法でノノ姉さんに特効が取れる武器は2つ。「ナーガ」と「聖書ナーガ」ですね。…2つと言いつつ要は、ナーガです。この魔道書は緑魔法なので、相性有利の前提で考えることができますね。使用キャラは、ユリアさんとディアドラさんです。
まず、通常の相性有利状態であれば、［攻撃：(99 ÷ 1.2) ÷ 1.5］=［56］ですね。少しバフが必要になりますが、出せない数字ではありませんね。
さらに、相性激化有利状態のナーガはと言うと…［攻撃：(99 ÷ 1.4) ÷ 1.5］=［48］これなら、ばっちり、行けますね。
…ちなみに、魔防特化のケースはほとんど見かけないので、実際には激化無し＆バフ無しナーガで一撃のケースも多いでしょうね。
追撃を発生させて倒すには？
さて、とりあえず、ガチガチのノノ姉さんを一撃で落とす事ができるのは、基本的にナーガだけ、という結論が出たところで、少し現実的なところを見てみたいと思います。
すなわち追撃を発生させて倒す、ですね。
ここで必要な「攻撃」の数値も、まずは上で算出した守備／魔防の最大値から計算してみたいと思います。コレ↓ですね。
［HP：54、攻撃：xx、速さ：xx、守備：51、魔防：45］
まずは相性等価の場合ですが…
物理なら［攻撃：78］、魔法なら［攻撃：72］
です。…うん、厳しいですね。
次に相性有利では、
物理なら［攻撃：65］、魔法なら［攻撃：60］
です。うちの無凸レイヴァンなら「攻撃の鼓舞」を受ければギリギリ行けます。
…ちょっと安心しました。
さらに相性激化有利の場合は…
物理なら［攻撃：56］、魔法なら［攻撃：52］
ということで、特に魔法は、ほぼ射程に収まりますね。
ちなみに、相性有利の場合で、2撃目で奥義が発動するケースも見てみましょう。毎回「月虹」と「凶星」の比較になるんですが、今回は「月虹」がいいですね。…まぁ、基本的に僅差になるんですが…。
この場合、
物理なら［攻撃：60］、魔法なら［攻撃：55］
ですね。うん、これも選択肢のひとつですね。
追撃を発生させるために必要な速さ
で、追撃で倒せる「攻撃」の値は分かりましたが、次に、肝心な追撃を発生させるために必要な速さについて考えてみたいと思います。
ここでは、守備／魔防特化型の場合と、バランス型の場合の両方を見ていきたいと思います。
まず「守備／魔防特化型」ですね。上で算出した「必要攻撃数値」は、この型を前提に考えていますので、速さも「守備／魔防特化型」で考えるのがある意味自然です。
この場合、ひとまず、このくらいで考えればいいんじゃないでしょうか。
ノノ姉さんの速さ：［速さ（基準値）：31］+［獅子奮迅：3］=［34］
つまり、こちらの速さが［39］あれば追撃が取れることになります。このくらいなら行けそうですね。
次に「バランス型」で見てみたいと思います。「バランス型」の場合は、この記事の上の方に貼った形を参考にしましょう。
ノノ姉さんの速さ：［速さ（速さ↑）：34］+［武器速さ錬成：3］［獅子奮迅：3］+［聖印速さ3：3］=［43］
これに追撃を取ることを考えると、こちらの速さが［48］必要になりますね。上に上げた、うちのレイヴァンでもバフ無しでは届いていない数値ですね…。
速さ以外の手段で追撃を発生させる
さて、追撃を発生させるためには、必ずしも速さ勝負で勝つ必要はなく、スキルで補うことが可能ですね。
残念ながら現時点で「～殺し」のスキルは竜には効きませんので、「切り返し」や「差し違え」のようなスキルか、重装限定ですが「攻撃隊形」「迎撃隊形」のようなスキル。そして専用武器「ジークムント」や「ソール・カティ」等が上げられます。
これらを駆使すれば、速さ勝負で勝つ必要はありません。
反撃で倒されないための守備／魔防
追撃で倒すための「攻撃」の値と、追撃を発生させるために必要な「速さ」の値が出ましたので、最後に反撃を耐えるために必要な「守備／魔防」を見てみたいと思います。
ひとまず緩い方の「守備／魔防特化型」を想定してみますかね。
こんな感じでどうですかね。
ノノ姉さんの攻撃［攻撃（基準値）：49］+［獅子奮迅：3］=［52］
うーん、さすがに緩すぎるかもしれませんが、この数値を元に「守備／魔防」を計算してみましょう。まず、相性等価の場合は、追撃が発生しても倒しきれない、と結論付けたのでここでは省きます。
で、相性有利の場合、攻撃を［52 ÷ 1.2］=［44］で考えれば良いため…
［HP：31、守備：14、魔防：14］
あたりですね。ちなみにここで、「雷のブレス」の効果に「遠距離の場合、守備／魔防の低い方を参照」があるため、守備の数値も載せています。近距離キャラなら「守備」の数値は関係ありません。
まぁ、いずれにしても余裕ですね。相性激化有利の場合は、書くまでもないほど余裕なので割愛します。
さて、「守備／魔防特化型」なら基本的に楽勝で耐えられる…と言う結論を得たので、次に「攻撃特化型」で考えてみましょう。
こんな感じでしょうかね。
ノノ姉さんの攻撃［攻撃（攻撃↑個体）：52］+［鬼神の一撃：6］+［聖印攻撃3：3］=［61］
こちらが攻めの場合には［鬼神の一撃］ではなく［鬼神の構え］と読みかえればいいと思います。まぁこれでも、バフを乗せていないので「少し緩い」と考えることもできますが…。
相性有利の場合、攻撃を［61 ÷ 1.2］=［51］で考えれば良いため…
［HP：31、守備：21、魔防：21］
あたりですね。うん、まだ余裕ですね。こちらも相性激化有利の場合は考えないことにします。
受けから入る場合
さて、上でだいたい、受けから入る場合のシミュレーションもできましたが、受けに関してはもうひとつだけ。
上で、速さ以外の手段で追撃を取る方法をいくつか上げましたが、発動条件やスキル入手困難性を考えると、最も現実的なのが「切り返し」による返り討ちですね。
これには2つのパターンがあります。つまり…
1. 「速さ」引き分けで、1撃だけ耐えて反撃で倒す
2. 「速さ」負けで、2撃耐えて反撃倒す
ですね。ちなみに、当たり前ですが魔道士でこれをやるなら「近距離反撃」が必要になります。
で「1」は バランス型の速さ［43］を参考に、追撃を取られない数値ということで…［39］ですね。これだけあれば、基本的にノノ姉さんから追撃を受けることはないでしょう。
「2」の場合。こちらは、ノノ姉さんの攻撃を2回耐える必要が出てきます。ここはノノ姉さんが「攻撃特化型」の場合で見てみましょうかね。上で上げた［攻撃：61］を使いましょう。
相性有利の場合、見なしで［攻撃：51］ なので…
［HP：41、魔防：31］必要になりますね。これは意外と、キャラを選ぶかもしれません。（クドいようですが、遠距離の場合［守備：31］も同時に必要です）
相性激化有利も見てみましょう。この場合、見なしで、攻撃［61 ÷ 1.4］=［44］なので…
［HP：41、魔防：24］
さすがに、これなら行けそうです。
モデルケースを考える前に…
さて、これでだいたいの数字が出そろいました。何となく、相性を気にしておけばやられることはない、という結論に達しつつありますが、ノノ姉さんの真骨頂は「攻撃」より「守備」にあるため、それもそのはず…という感じですね。では、何度かに分けて倒せばいい…という話にもなりそうですが、特に注意が必要なスキルは「金剛の呼吸」「風薙ぎ」「切り返し」「待ち伏せ」の4つです。いずれも、ゆっくり倒そうという意図を崩してくるスキルですね。
モデルケース
さて、モデルケースを上げてみることにします。
1つ目は、ナーガ型ですね。…型と言いつつユリアさんとディアドラさんしかいません。
武器：ナーガ（聖書ナーガ）、奥義：xx、スキルA：鬼神の一撃3、スキルB：xx、スキルC：xx、聖印：攻撃1（攻撃3）
HP：xx、攻撃：49（47）、速さ：xx、守備：xx、魔防：xx
ナーガ（聖書ナーガ）で一撃で落とす型です。安定させるには［攻撃：56］が必要なので、スキルと聖印で補っています。まぁ、スキルじゃなくて味方のバフでもいいと思います。（）の中はディアドラさんの数値です。ユリアさんより少し攻撃が低いので、スキルによるサポートが強めに必要ですね。
2つ目は、高攻速ねじ伏せ型です。
武器：xx（斧）、奥義：月虹、スキルA：鬼神飛燕の一撃2、スキルB：xx、スキルC：xx、聖印：xx
HP：31、攻撃：56、速さ：44、守備：xx、魔防：16
スキルAに鬼神飛燕の一撃2を持たせましたが、要は［攻撃：60、速さ：48］が実現できればいいです。…バフが無いと厳しいかもしれませんが…。
最後に3つ目。激化切り返し型です。
武器：xx（斧）、奥義：月虹、スキルA：相性激化3、スキルB：切り返し1、スキルC：xx、聖印：xx
HP：41、攻撃：56、速さ：xx、守備：xx、魔防：24
攻撃が足りない場合は、聖印などで補ってもいいでしょうね。また、鈍足でノノ姉さんに確実に追撃を取られるなら、奥義を3カウントの「月光」などにしても良いと思います。この場合、必要な攻撃の値は下がります。まぁ、ノノ姉さんは基本的に遅いので、オススメはしませんが…。ちなみに、3つ目の型で注意すべきなのが、ノノ姉さんの「風薙ぎ」ですね。この場合、反撃自体が封じられる可能性があるため、スキルBはきっちり見ておいた方がいいと思います。
ということで
3つほど対ノノ姉さん特化型を上げましたが、ノノ姉さんは歩行近接なので、基本的には特化する必要はそれほどないと思います。ただ、他の敵にゆっくり当たりたい…などの場合には、真っ先に倒しておくに越したことはありませんし、縛鎖の最終戦で対策キャラを残している場合には、非常に頼もしい…と言えます。
また、ノノ姉さんはHPが高いことから「恐慌の奇策」を持ってくることも多いです。プレイングで回避もできると思いますが、基本的にノノ姉さん対策キャラへのバフは「～の紋章」の方が無難と言えるでしょうね。
