どうも、アサマです。
攻撃系の奥義については、何度か考察を入れていますが、今回は、どんなステータスのキャラにどの奥義を付けるのがいいか?について考えてみたいと思います。
まず、(継承可能な)攻撃系奥義には、以下の6タイプがあります。
この中で、ひとつだけ例外的なタイプが「敵ステータス減少タイプ」です。これだけは、自身のステータスに関係なく、追加ダメージの量が決まります。
ということで、この「敵ステータス減少タイプ」の奥義を基準に、そのキャラに合った奥義を探してみることにしましょう。
「敵ステータス減少タイプ」の追加ダメージの基準値
では「敵ステータス減少タイプ」の追加ダメージは、だいたいどのくらいなのでしょうか?まずは、カウント2の「月虹」から見てみましょう。ここで参考になるのが「標準的な敵キャラのステータス」になります。これには、「入手できるキャラ全体の★5無凸の中央値」を採用することにします。どん!
標準的なキャラのステータス
HP:41
攻撃:43
速さ:31
守備:26
魔防:25
【注意】このデータ、キャラが170体くらいしか居ない時のデータなので少し古いです。全体的に「+1」くらいは上がっているかもしれませんので、そのあたりを頭に入れながら見てもらった方がいいかもしれません…。
「月虹」の標準的な追加ダメージ量
「月虹」の効果は「敵の守備、魔防-30%」ですので、上の「守備」の標準値である「26」をベースに計算すると…追加ダメージは「7.8」ですね。攻撃奥義の計算は端数切捨てですが、今回は目安にしたい数値のため、そのまま「7.8」を採用したいと思います。(厳密には、魔法キャラについては標準値の「魔防」を参照すべきですが、ほとんど差がありませんので簡単のために「守備」で統一します)
「月光」の標準的な追加ダメージ量
では次に、カウント3の「月光」を見てみたいと思います。こちらは「敵の守備、魔防-50%」ですね。「月虹」と同じ要領で計算してみると追加ダメージは「13」になりますね。
「カウント4奥義」の標準的な追加ダメージ量
さて、カウント2、3は「敵ステータス減少タイプ」の奥義がありましたが、残念ながらカウント4の奥義にはそれがありません。ということで、勝手に設定する必要があるのですが、ここは、専用奥義の漆黒の騎士の「黒の月光」を参考にしたいと思います。これは「敵の守備、魔防-80%」ですので「20.8」になります。
標準的な追加ダメージ量
はい、標準的な追加ダメージ量が出ました。
【カウント2】追加ダメージ:7.8
【カウント3】追加ダメージ:13
【カウント4】追加ダメージ:20.8
ということで、他の攻撃系奥義を装備した時に、この量を上回れば、ステータスに合った奥義と言えると思います。
守備タイプの奥義
守備タイプの奥義は、自身の守備を参照して追加ダメージを与えるものですので、計算が簡単です。
カウント3の「緋炎」は「守備の50%を加算」ですので、上の標準追加ダメージ「13」を上回るには…「28」の守備が必要ですね(攻撃系奥義は端数切捨てのため)。同じくカウント4の「華炎」は「27」の守備が必要です。
なお、境界値付近では効果が見えづらいので、上記に2~3を足した「30」あれば、明確に優位な場面が増えると思います。
魔防タイプの奥義
魔防タイプの奥義も考え方は全く同じですね。カウント3の「氷蒼」は「28」の魔防、カウント4の「氷華」は「27」以上の魔防があれば「敵ステータス減少タイプ」より良さそうです。
守備タイプと同じく、こちらも「30」あれば、明確に優位な場面が増えそうです。
被ダメージタイプの奥義
これは考え方が非常に難しいです。カウント2の「血讐」は「最大HP - 現HPの30%」なので、計算上は「27」以上のダメージを負っている場合に期待効果が上回ります。
ここでスキルの話をするとキリが無くなってしまうので、ステータスだけの話をすると、敵の標準攻撃は「41」ですので、1距離キャラなら「守備」が「14以下」、2距離キャラなら「魔防」が「14以下」であると、反撃時の奥義発動で標準値以上を出せますね。もちろん、最大HPが「27」より多い必要はありますが…。
同じ考え方がカウント「3」の「復讐」にも言えますね。こちらは計算上「28」のダメージを負っている場合に上回るので、やはり「守備/魔防」が「13以下」が目安かと思います。
ただ、実際には1距離キャラで「守備」が13以下…なんてキャラは基準値では居ない(…と思います)ですし、同じく2距離キャラで「魔防」が13以下…というのも、わが軍のヴィオールさんくらいしかいませんw、ので、他スキルとの相性を考えない場合、「効果の薄い奥義」と言えると思います。
攻撃+タイプの奥義
このタイプの奥義は、攻撃の値が重要ですね。カウント3の「竜裂」は「攻撃+30%」なので、標準追加ダメージの「13」を上回るためには…、攻撃が「44」必要ですね。同じ考え方で、カウント4の「竜穿」も…、攻撃が「43」以上必要です。
こちらも2~3足して、攻撃「46」あれば、明確に有意と言えそうです。
ダメージ+タイプの奥義
最後に、ダメージ+タイプの奥義について見てみたいと思います。これは、攻撃+タイプに似ていますが、敵の「守備」や「魔防」にも依存します。ということで、上の標準的な守備「26」を使って計算してみましょう。カウント2の「凶星」で、標準追加ダメージの「7.8」を上回ろうとすると、攻撃が「42」以上必要です。同じく、カウント4の「流星」は、標準追加ダメージが「20.8」なので、これを上回るためには…攻撃が「40」以上必要ですね。こちらも、優位にするために2~3値を足しましょう。「43」ってとこですかね。
これを見る限り、今回の奥義カウント調整で、「攻撃+タイプ」より「ダメージ+タイプ」の方が若干有利になったように見えますね。特に「流星」は、これらの中で最もダメージ効率がいいように見えます。もちろん「攻撃+タイプ」は高守備相手に強く、「ダメージ+タイプ」は低守備相手に強いので、棲み分けられてはいますが。
結論
ということで、結論です。
・守備が「30」以上のキャラには「緋炎」「華炎」がいい
・魔防が「30」以上のキャラには「氷蒼」「氷華」がいい
・攻撃が「43」以上のキャラには「凶星」「流星」がいい
・それ以外のキャラには「月虹」「月光」がいい
とはいえ…
と、ここまで書いてきましたが、あくまで数字遊びなので、実際にはスキルやキャラ特性との兼ね合いも大きいと思います。特に、特効武器や遠距離/近距離防御など、大きくステータスを変えるスキルは影響が大きいです。
あくまで「参考程度」ということで…。