どうも、アサマです。
今回は「緋炎」と「華炎」について考えてみたいと思います。
まずそれぞれの奥義は、「緋炎」は奥義カウント3で守備の50%をダメージに加算。「華炎」は奥義カウント4で守備の80%をダメージに加算。ですね、シンプルです。
以前別記事で「緋炎・華炎は、守備が30以上なら有用(★5+0凸時)」と結論付けましたが、ではどういった場合に「緋炎」が良くて、どういった場合に「華炎」がいいのでしょうか?ちょっと考えてみたいと思います。
「緋炎」と「華炎」
まず「緋炎」と「華炎」のそれぞれのメリットですが、これもシンプルです。「緋炎」のメリットは「早く発動する」ということで「華炎」のメリットは「一撃のダメージ量が多い」ということになります。
さて「華炎」ですが、一撃のダメージ量が多くても、敵を仕留めることができなければ、「緋炎」よりメリットがあるとは言えませんね。つまり「緋炎」では一撃で倒せないけど「華炎」なら一撃で倒せる、というあたりが「華炎」を採用する理由のひとつになりそうです。
ここでまた、前回の攻撃系奥義の考察のとき同様、★5+0凸の標準的なステータスに出てきてもらいましょう。
HP:41
攻撃:43
速さ:31
守備:26
魔防:25
はい、簡単のために、これをベースにこれからの考察を進めたいと思います。
「華炎」で一撃で敵を仕留めるには
属性不利まで見るのは都合が良すぎるとしても、属性有利はもちろん、属性相性無しの相手も見たいですね。となると、標準数値の敵を1撃で倒せる攻撃の値は、
HP(41) + 守備(26) = 67
ですね。魔道士なら「魔防」を見るべきですが、1しか変わらないので「守備」の数値を採用します。
ここで仮に、候補者の攻撃が43(標準値)だったとすると、67 - 43 = 24の追加ダメージがあれば一撃で仕留めることができます。「華炎」で24の追加ダメージを出すための守備の値は…「30」ですね。つまり守備が30のとき、攻撃が43以上なら「華炎」の方がいい、というのが一つの考え方です。
では、守備は30だとして、攻撃が43以上なら常に「華炎」がいいかと言うとそうでもなさそうです。なぜなら、攻撃が上がっていくと「緋炎」でも一撃で倒せるようになるからです。この数値を探っていくと…52ですね。攻撃が52あれば、標準値の敵は「緋炎」でも仕留められることになります。
では、同じことを、守備の値を少しずつ変えて見てみると、こんな感じになります。
華炎の採用レンジ
・守備30:攻撃43 ~ 51
・守備33:攻撃41 ~ 50
・守備35:攻撃39 ~ 49
・守備38:攻撃37 ~ 47
・守備40:攻撃35 ~ 46
はい、 こんな感じになりました。逆に、攻撃の値がこのレンジを外れるものは「緋炎」の方がいいということになります。(例えば「守備33:攻撃50」は「華炎」がいいが、「守備35:攻撃50」は「緋炎」がいい)
例外
基本的に、上のような基準で考えればいいんですが、例外が3つあります。実際には、上の数値よりもこの「例外」の方が重要だったりするんですが…。ひとつずつ見ていきたいと思います。
例外1:仮想敵が居る
まず1つ目の例外がこれです。上記シミュレーションは、あくまで★5+0凸の味方が、★5+0凸の敵を考えた場合に「倒せる確率がおよそ50%以上」というのを考え方の基準に置いています。しかし「★5+0凸の味方で、★5+10凸の○○(キャラ名)を倒す」と言った、明確な目的がある場合には、その数値に基づいて計算した方が活躍できそうです。
例外2:キラー武器・勇者武器や、カウント変動スキルを持っている
2つ目はこれです。これまでの考察は、「緋炎」に比べて「華炎」が発動しにくい、ということを前提しています。しかし、キラー武器や勇者武器、カウント変動スキルによって「発動しやすさ」の差が縮まるのであれば「華炎」の採用率が上がると思います。(「アルマーズ」や「切り返し」などの、手数を増やすスキルも含みます)
逆に、カウントを増やす武器(「雷のブレス+」など)を持っている場合、「緋炎」の採用率が上がると思います。
例外3:「速さ」がとても速い、もしくはとても遅い
3つ目は、速さの値です。速さがとても速く、かなりの敵に追撃が取れる場合、キラー武器同様、カウントの進みがいいことが予想されます。(感覚値ですが、★5+0凸基準で40くらいでしょうか)
この場合も「華炎」の採用率が上がると思います。ただ、速いキャラというのは守備が低いことが多く、そもそも採用基準の「守備30以上」が満たせない可能性がありますね。
逆に、遅い場合にも同じことが言えます。なぜなら、敵から追撃を受けることでもカウントは上がるからです。典型的なのはアーダンで、ほぼすべてのキャラから追撃を受けますので「華炎」が向いていると言えます。(彼の場合「勇者の剣+」や「追撃リング」を持っているので、さらにその傾向が強くなります)
ということで
結局、どっちを選ぶべきか、の答えは出せませんでしたが、特に考えが無ければ、上の「採用レンジ」を参考にしてみてもいい…んじゃないでしょうか。まぁ、実際には使ってみて感触を確かめるのが一番ですが。(身もふたもなし)