どうも、アサマです。
今さらですが、闘技場環境において、弓リンさん強いですよねー(ほんと今さらですわ)。ということで今回は、10凸弓リンさんを、ほぼ安定して倒せる無凸構成を考えてみたいと思います。
まず、育った弓リンさんには、大きく分けて、3種類の型がありますね。「ミュルグレ型」「火薙ぎの弓+型」「勇者の弓+型」です。すべての型に共通するのは、「攻撃」の数値が高いこと、「速さ」の数値が高いこと、そして胸が大…これは関係ないか。
ということで、それぞれの型について見ていきたいと思います。まぁ、色んなところで色んな人が考察してると思いますが、改めて、ということで…。
ミュルグレ型
まず「ミュルグレ型」です。この型の特徴は、ひとことで言うと「速い」ですね。
この弓リンさんに対して「受けから入って、速さ勝負で反撃で追撃を発生させて倒す」というのは、考えない方がいいでしょうね。対応を安定させるためには、最大値で考える必要がありますが、弓リンさんの「速さ」の最大値は…
[速さ↑10凸:42]+[ミュルグレ:3]+[飛燕の一撃:6]+[聖印「速さ」:3]+[騎刃の鼓舞:6]=[60]
ということで、ほぼ安定して追撃を発生させるには[速さ:65]が必要になりますからね。(ちなみに以降すべて「騎刃の鼓舞」を前提にしますが、「恐慌の奇策」や「攻撃の謀策」などのサポートがある前提なら、対応可能な範囲が大きく変わってきます。ですが今回は、あくまで「安定して」対応できることを見たいと思っています)
さて、速さ勝負がダメならどう対策するかと言うと、速さ勝負を捨てて「弓殺し」か「激化レイヴン&切り返し」で受ける。と言うのがとりあえずの答えです。たまに「水薙ぎ」とか「相性相殺」を持ってたりしますが、スキルを見落とさなければ問題ないでしょう。高火力マムでワンパンなんかもありますね。
ここではこの程度にとどめます。なぜなら、「ミュルグレ型」のみに対応できるキャラを作るくらいなら、「勇者の弓+型」にも対応できるキャラを作った方がいいからです。ということで、詳しくは下の「勇者の弓+型」の項で掘り下げたいと思います。
ちなみに、ミュルグレ特有の話としては、バフ無効を忘れて、間違ってニノブレードあたりで対応しないようにしたいですね…。
火薙ぎの弓+型
次に、「勇者の弓+型」の前に「火薙ぎの弓+型」を見たいと思います。これは逆に、スキル構成による有効策がありません。現時点で「反撃無効を無効化」するスキルが存在しないためです。
この型に対抗するには、チーム構成で対応するしかありませんね。反撃で倒せない以上、こちらから攻めるしかありません。ということで、具体的には機動力のある騎馬を使ったり、再行動キャラを入れたり、移動系スキル(引き戻しなど)を駆使してプレイングで工夫する…というやり方になります。
以上、終わり。
…なんですが、少しでも安定度を上げるために「反撃できない固いキャラで受けきって、次自ターンで倒す」という選択肢もあります。このメリットは、敵をこちらの意図した場所に誘導できることですね。ということで、最大火力を受けきることを想定してみましょう。
[攻撃↑10凸:51]+[鬼神の一撃:6]+[聖印「攻撃」:3]+[騎刃の鼓舞:6]=[66]
ですね。追撃を受けることを想定すると、[(HP ÷ 2) + 守備]が[66]より大きければ、生き残れますね。イメージで行くと[HP:53、守備:40]が最低ライン…という感じですかね。重装なら、行けるキャラも出てきそうですね。
ここで、技として、聖印「連撃防御・弓暗器3」を使う、というのもあります。これだと、イメージで行くと[HP:42、守備:32]で行けます。これなら行けそうですね。
ちなみに、聖印「連撃防御・弓暗器2」でも無いよりはマシで[HP:42、守備:39]で行けます。
あとは、弓の連撃を軽減できるスキルを持った、シグルドや斧アイクというのも選択肢ですね。
また、追撃を受けなければどうか?という話もあります。
この場合は[HP +守備]が[66]より大きければ生き残れるので、イメージで行くと[HP:40、守備:27]あれば耐えられます。これなら結構行けそうですね。ただ、この場合は「追撃を受けない」という条件の方が重要になります。「速さ」の最大値は、上の「ミュルグレ型」の例からミュルグレ補正分を引いた[57]ですね。つまり、速さ[53]以上あれば、追撃を受けないことになります。うーん、これは難しいですかねー。あとは追撃を受けない「守備隊形」を使う、というのも選択肢ですね。これならほぼどんなキャラでも余裕ですね。
「レイヴン」装備の魔道士ならどうでしょうか?この場合、弓リンさんの最大火力は[66]から[0.8倍]して[53]になりますね。この場合、イメージは[HP:43、守備:32]くらいになります。魔道士でこの値を出すのは結構厳しいかもしれませんが、バフを駆使すればいけるかもしれませんね。
ちなみに「激化レイヴン」なら[0.6倍]になるので[40]になります。これなら、[HP:31、守備:25]でも耐えられます。が、しかし「火薙ぎの弓+型」の弓リンさんは、高確率で「相性相殺」を持っているので、これは現実的な対応ではないでしょうね。
さて、がんばって受けきったとして、その後倒せなければ意味が無いので、一撃で沈められるようにする([物理攻撃:61]、[魔法攻撃:71])か、「弓殺し」や高速キャラで2回攻撃をする([速さ:56]必要)か、どちらかですね。
この中で現実的なのが、物理キャラでワンパンするか「弓殺し」を使うかですね。
物理キャラでワンパン、の方は、上のエルフィさんみたいに高火力そのまま殴る(ちなみにエルフィさんの場合「守備の威嚇3」が効くので実質[攻撃:56]でいい)か、勇者シリーズで殴る、と言うのが考えれらます。
一方「弓殺し」の方は、受けたキャラと同じキャラを想定するなら、HPが半分以下にならないようにする必要がありますが、半分以下にならないためには…[HP:52、守備:40]くらい必要ですね。これは厳しい。ということで「弓殺し」を使う場合、受けか攻めのどちらかにしか使えない、と思っておいた方がいいでしょうね。固いキャラで受けて、弓殺しで仕留める、か、弓殺しで受けて、高火力キャラで仕留めるか、どちらかですね。ただ、チームプレーを考えるならもうひとつ策があります。それは受けたキャラを「回復させること」です。杖や「相互援助」「献身」などを駆使すれば、「弓殺し」で受けて「弓殺し」で倒すこともできると思います。
いずれにしても、頑張って受け切れたとして、その後弓リンさんが敵の仲間に「引き戻し」でスルスルと後方へと連れて行かれる…なんてことも良く起こるので、受ける場合には、周囲への警戒も必要ですね。
勇者の弓+型
最後に「勇者の弓+型」です。この型は、「ミュルグレ型」ほど対処が簡単ではありませんが、「火薙ぎの弓+型」のようにどうしようもない、というわけでもありません。
対処法は、大きく3つあると思います。
1. 敵攻 → 敵攻 → 自反(撃破)
2. 敵攻 → 敵攻 → 自反 → 自反(撃破)
3. 敵攻 → 敵攻 → 自反 → 敵攻 → 敵攻 → 自反(撃破)
では、ひとつずつ見ていきたいと思います。
1. 敵攻 → 敵攻 → 自反(撃破)
まず「1」ですが、これは反撃でワンパンする方法ですね。まず、敵の連撃を受けきるためのHP・守備の条件を見てみたいと思います。「勇者の弓+」装備時の、各ステータスは以下の通りです。
ここでは、個体値は「攻撃↑」「守備↓」を、聖印に「攻撃3」を装備した状態を想定しています。
攻撃が[50]なので、これに「鬼神の一撃3」と「騎刃の鼓舞」が乗ると…[攻撃:62]ですね。これに耐えるためには、[HP/2 + 守備]が[62]より大きい必要があるため、ギリギリのところのイメージとしては[HP:45、守備:40]ですね。…なかなか厳しいですね。
では「レイヴン」ならどうでしょうか?この場合は[攻撃:50](62 × 0.8)になるため、ボーダーが[HP:43、守備:29]あたりまで下がってきますね。
さらに「激化レイヴン」では[攻撃:38](62 × 0.6)となり[HP:31、守備:23]と、これはさすがに余裕の数字ですね。
で、反撃でワンパンするには、魔道士の場合は、敵の[魔防:32]と[HP:39]をぶち抜く必要があります。つまり、[攻撃:71]を叩き出す必要がありますね。
…これは、通常攻撃ではかなり厳しい!フルバフブレードなら届く…んですかね。あまり現実的ではありません。
ではどうするか?ここも、レイヴンの力を借ります。レイヴンの場合[攻撃:60]あれば届きます。…って、これでもも厳しいですね…。奥義を絡めれば届くかな…。
現実的なのは「激化レイヴン」ですかね。激化レイヴンの場合[攻撃:51]あれば届きますね。え?激化レイヴン持ちを[攻撃:51]に持っていくのが大変?だったら、奥義も活用するしかないですね。連撃を受けると奥義カウントが[2]減るので、2カウント奥義の「月虹」と「凶星」が発動可能です。(聖印「奥義の鼓動」を使えば、もう少し奥義の幅が広がりますね)「凶星」を採用した場合には[攻撃:42]で大丈夫です。これは完全に現実的な範囲ですね。ちなみに「月虹」を採用した場合は[攻撃:45]が必要です。
イメージとしては…
武器:レイヴン+、奥義:凶星、スキルA:相性激化3
HP:31、攻撃:42、速さ:xx、守備:23、魔防:xx
という感じです。これならっ!ちなみに、ミュルグレ型にも同時に対応すると考えると、ミュルグレの最高火力[攻撃:69]を2回受ける必要があります。(1回受けただけでは奥義が発動しないため)
実質は[69 × 0.6 = 42]つまり、[HP/2 + 守備:42]より大きい必要があります。イメージとしては[HP:35、守備:25]くらいですかね。また、この場合、そのままでは奥義が不発に終わるので、無理やり「奥義の鼓動」を付けるか「切り返し」を付ける必要がありますね。ということで、情報を更新すると…
武器:レイヴン+、奥義:凶星、スキルA:相性激化3、スキルB:切り返し1
HP:35、攻撃:42、速さ:xx、守備:25、魔防:xx
こんな感じですかね!これで、「ミュルグレ型」と「勇者の弓+型」の両方に対応した激化レイヴンキャラができました。
2. 敵攻 → 敵攻 → 自反 → 自反(撃破)
次はこれです。こちらも、連撃を受け切る必要がある…という意味では「1」と同じです。
つまり[HP:45、守備:40]ですね。やはり厳しいです。で、激化レイヴン…の話は先ほどしたので、今回は「軽減」での対処を考えたいと思います。
上の「火薙ぎの弓+型」の時に書きましたが、今のところ使い回しが効くのは「連撃防御・弓暗器」だけですね。これが「スキルB化」すればかなり状況も変わってくるんですが…。すみません、余談でした。
で、「火薙の弓+型」の説明の時と少しだけ違うのが、「勇者の弓+」の方が、威力が[4]低い、ということです。つまり、イメージとしては、「連撃防御・弓暗器3」で[HP:40、守備:30]で行けることになります。なお「連撃防御・弓暗器2」なら[HP:40、守備:36]ですね。
ということで、もうひとつの型はコレですかね。
…うちの正月カムイくんの場合、残念ながら、守備バフが少し必要ですね。
で、この「弓殺し」型のもう一つのパターンは「レイヴン(激化無し)&弓殺し&連撃防御・弓暗器」ですね。これなら「火薙ぎの弓+型」も視野に入るので、ある意味弓リン対策の最終形…なのかもしれません。ただ、無凸状態で、この型で勇者弓リンに耐えるには、結局バフが必要になると思いますので、やはり1人では完結できませんね。
3. 敵攻 → 敵攻 → 自反 → 敵攻 → 敵攻 → 自反(撃破)
すみません、これ、選択肢には入れましたが、現実的ではないです。「切り返し」を前提にした型ですが、敵の攻撃回数が多すぎて、奥義の餌食になります。
唯一検討に値するのは、激化レイヴンに、聖印に「切り返し」を付けて、スキルBには「キャンセル」をつける、というもの。ただまぁ「切り返し」の聖印はかなり貴重なので、この型を作るかどうかは、考えものですね。
まとめ
ということで、長くなりましたがまとめです!
「ミュルグレ型」「勇者の弓+型」に対しては、激化レイヴン&切り返しか、連撃防御&弓殺しで完封!
「火薙ぎの弓+型」に対しては、高守備&弓殺しチームか、弓殺し&弓殺しチームで完封!
ということになります。厄介なのが、弓リンの3つの型すべてに対応したスキル構成が無い、ということですね。縛鎖の闘技場なら、初戦以外は次の敵が事前に見れるので、型を見て対応キャラを出す…という対応が必要かもしれませんね。
ちなみに
今回ひとつ、割とあるのにあえて考慮に入れてないのが「騎盾の鼓舞」です。これが来られると、上の計算式も崩れ、単独無凸での対応は難しくなります。ということで、「騎刃の鼓舞」と「騎盾の鼓舞」が弓リンに同時に掛かるようなケースでは、素直に「恐慌の奇策」の投入した方がいいですね。
なお、これまで述べてきた内容はすべて「最悪のケース」を想定していますので、90%以上はそこまでしなくても対処可能ですし、プレイングでカバーできれば、必ずしも1回で倒す必要もないかもしれません。
つまり、あくまで机上の話ということで、その点はご了承を…。