どうも、アサマです。
さてさて、今回は先日実装された、伝承カムイ(男)について見ていきたいと思います。
毎回伝承英雄召喚の予告がくるたびに「今回はカムイかな?→違った〜」を繰り返してここまできましたが、ついにきましたねー。待ち望んでいた人も多かったんじゃないでしょうかね。
しかし、剣キャラで実装されるのかなー、と思ったんですが、緑竜でした。まぁ、剣は割合的にも多く実装されてるので、色を散らすためにはやむなし…なんでしょうかねー。
ともあれ、見ていきましょう!
目次
基本情報
まずは基本情報からなんですが、長いので、手っ取り早く使い方や対処法を見たい方は、この項目はすっ飛ばして「伝承カムイ(男)の使い方」から見てもらえればと思います。(目次をタップすると飛びます)
…
では行きます。
火の伝承英雄ですね。速さの伝承効果を持ってます。死闘効果は205。前回の伝承リュールからこの数値になってますね。
ステータスは…
こんな感じ。速さと魔防が高水準ですね。逆に守備とHPは低水準で、攻撃は中程度、というのが特徴ですね。まぁ、ステータスだけでは語れないのが最近の環境なので、標準スキルでどんな状態になるのか、場面別に見ていきましょうかね。
常時効果
まず、常時「奥義が発動しやすい」状態ですね。キャラを分類する上で、一番大きな最初の分岐になりますね。最近だと、ガチャ排出は持ってくることが多く、配布だと持ってこないことが多い効果って印象です。これにより専用奥義「竜穿射」の奥義カウントが2→1になってますね。
もうひとつ常時効果として、魔防差比較スキルの判定を+5する効果があります。これは、Bスキル竜鱗障壁・対転移の持つ効果のひとつですね。
ただでさえ魔防が高水準なカムイなので、魔防比較ではかなり有利が取れそうです。
常時効果はこの2つですね。
自軍ターン開始時
さて、まず自軍ターン開始時に、武器効果で自身の奥義カウントが-1されます。これにより、開幕から奥義カウントは0になります。
加えて、Cスキル攻撃魔防の謀策3の効果で、縦横3列の敵に、魔防差(+5)判定で、攻撃、魔防-7、【謀策】、【弱点露呈】が付与されますね。ここで、Bスキルの常時効果の魔防差判定+5が効いてきますので、敵の魔防が自身より9高い状態までなら効果が発動する事になります。
敵への攻撃時
続いて敵への攻撃時です。まず戦闘開始時のステータス補正ですが、武器、Aスキル、Bスキルの効果から、攻撃+14(〜+5)、速さ+21(〜+5)、敵速さ-4、敵魔防-4となります。
攻撃と速さの振れ幅は、3マス以内にいる味方の数により変動します。0体で攻撃+5、速さ+5。3体以上で攻撃+14、速さ+21になります。
敵への攻撃では味方の隊列から飛び出して動くケースも多いですが、できるだけ3マス以内に味方が3人居る状態を実現したいところです。
ただ、それにしても攻撃の数値はかなりもの足りません。そこを補完するのが…
奥義竜穿射です。攻撃前に奥義カウントはチャージ済みなので、魔防の40%を奥義ダメージに加算した上で、ダメージ軽減半分無効が付いています。魔防は、武器およびAスキルの効果で+21(〜+5)の補正が入るので、無凸Lv40だと…
46(魔防)+21(魔防補正最大)=67
ってことで、
67 × 40% = 26
が、奥義ダメージとして加算されます。加えて、Aスキルの効果でダメージ+7になるため、これらを加えた基本攻撃力は…
56(攻撃)+14(攻撃補正最大)+26(奥義ダメージ)+7(A)=103
って事になりますね。
この状態で、初撃殴りかかります。
受け力が弱い敵であれば一撃で粉砕できそうですが、受けることを前提とした相手の場合、一撃で倒し切るのは難しいかな、という感じですね。
で、相手が耐え切った場合に反撃を受ける事になります。反撃があるということは相手は射程1で物理である事と想定します。
戦闘開始時のステータス補正は、守備+14(〜+9)であり、基本守備力は…
27(守備)+14(守備補正最大)=41
ってことになります。これだけであれば、
41+40(HP)=81
の攻撃までしか耐えることができず、最近の環境だと簡単にワンパンされてしまう範囲です。
しかし、彼には強力なダメージ軽減があります。奥義効果で魔防差参照の最大40%軽減。それから、Bスキルによる魔防差参照の最大40%軽減。さらに、武器効果によるダメージ-7。
例えば、敵攻撃力が100だったと想定した場合、
100(敵攻撃) - 41(補正後自守備) = 59(ダメージ)
ですが、ダメージ軽減がフルに効くと、
59(ダメージ) × (1 - 40%) × (1 - 40%) - 7 = 14
って事になります。まぁとにかく、反撃ダメージはだいぶ減らせるって事になりますね(雑)
…死にそうやんけ(心の声)
ちなみにもうひとつ、武器に竜眼効果が付いてますね。これにより、魔防差参照判定で、敵の攻撃奥義を不発にすることができます。
で、耐えたら敵への追撃です。
追撃における最大のポイントは、カムイが見切り追撃効果を持ってないという点です。これはつまり、敵が追撃不可を持っていたら追撃できないということを意味します。追撃不可を持っている敵を避けるか、あるいは見切り追撃効果を外付けするか、あるいはスキルを変更して見切り追撃効果を付けるか、といったことは考慮する必要があるでしょうね。
で、その問題が解消したとして、速さの数値ですが…
46(速さ) + 21(補正最大) = 67
ですね。Bスキルの敵の速さ-4を加味すると71です。このままでも普通に勝負になると思うんですが、少し盛った方が安定性は増しそうですね。
追撃の時、奥義カウント的にはまた竜穿射が打てる状態になっているはずなので、再び竜穿射を発動。さすがにここまで決まれば、敵の致死率はかなり高くなります。しかしここでも注意点があります。それは、カムイは拍節効果を持ってないという点です。敵がキャンセル効果を持っている場合、追撃では奥義は発動しないという事になってしまいます。奥義未発動時の火力はそれほど高くないので、この点にも注意が必要ですかね。
なお、追撃でAスキルの効果で7回復しますので、反撃で受けたダメージを多少取り戻すこともできます。
敵への攻撃の戦闘後
そして、戦闘後を迎えると、奥義効果で【天脈・水】が付与されます。
これには、射程2のキャラに対する足止め効果があるのですが、スクショの通り範囲がなかなか広いです。相手が足止め無効移動を持たない限り、かなり移動を制限できそうですね。
また、敵速さ-5、敵ダメージ軽減半分無効も床に付与されるので、攻めの足がかりとしても活用できます。
ちなみにこの天脈、戦闘中に竜穿射が発動していれば、カムイが戦闘で倒れても発動します。かなり重要な仕様なので覚えておいた方がいいでしょうね。
戦闘後に発動するものがもうひとつ。それは、奥義カウント-1です。
これで再び竜穿射がチャージ済みになりますね。
ということで、いくつか注意点があるものの、こちらから攻めるという作戦もなかなかいいんじゃないですかね。
敵軍ターン開始時
さて、続いては敵ターン開始時です。ここでは、Cスキルの攻撃魔防の謀策3効果が発動します。内容は自ターン開始時と同じなので割愛しますが、敵ターンでも敵へのデバフを当てられますね。
敵移動時
敵移動時に作用する効果があります。それはBスキルです。
射程2の敵がワープ移動できない効果ですね。先導や突撃、信義などを封じることができるので、敵の移動をかなり制限することができます。注意点は、射程1の敵には効かない事ですかね。
敵からの攻撃時
続いて、敵から攻撃を受ける時のカムイの能力を見てみましょう。
まずは…
遠距離反撃効果ですね。武器に付いてるので、Aや聖印に遠反効果は不要です。
とりあえず遠距離にも反撃できるというのは重要ですね。というのも、カムイの持ち味は守備ではなく魔防なので、魔法を受けるのが最も想像しやすい使い方だからです。
戦闘開始時のステータス補正は、受けの方が簡単に実現できますね。周囲3マス以内に3人味方がいれば良いですから。
他に、受け特有の話として、範囲奥義があります。武器効果のダメージ最大40%軽減と、Bスキルのダメージ最大40%軽減は、どちらも範囲奥義にも適用されるため、範囲奥義のダメージを64%軽減することができます。まぁ、とはいえ、守備は低いので範囲奥義を受けるなら魔法の敵をイメージしておいた方が良さそうですね。
加えて、受けという事であれば、紋章士アイクとエンゲージすることで得られる40%軽減の恩恵も存分に受けられます。
こちらは範囲奥義には対応していませんが、強烈な一撃を軽減力でねじ伏せることはできそうです。
そのほかについては、こちらから攻めた時と変わりありません。火力偏重で攻めてくる射程2キャラであれば、受け切れさえすれば、反撃でワンパンで仕留める事もそう難しくはないでしょうね。
しかし、ワンパンで仕留められなかった場合には、注意が必要です。カムイが見切り追撃効果を持たないからです。敵に絶対追撃があれば、追撃をもらってしまいます。これについてもやはり、見切り追撃をなんらかの形で付与するのがいいでしょう。
なお、反撃不可に対しては無力なので、大人しく受け切る形になりますかね。
敵からの攻撃の戦闘後
敵からの攻撃の戦闘後にも当然…
【天脈・水】が張られます。射程2の敵を受けた場合、こんな感じ↑で敵寄りの場所を中心に天脈が張られるため、単純に射程2の相手はこちら側に到達しづらくなります。射程2のキャラをズラリと並べた防衛が飛空城にはあったりしますが、カムイが受ければ他のキャラはこちらの陣に到達することすらできない、って事にもなる可能性ありますね。先に言ったとおり、進軍阻止効果も持ち合わせていますし。
注意点は、双界イグレーヌや双界リンダといった、足止め効果無効を持つ相手です。これらの敵がいる時は、注意が必要ですね。
伝承カムイ(男)の使い方
さて、伝承カムイ(男)の使い方です。まず、上で見てきたとおり、攻めでも受けでも使えますね。ただ、どちらかというと受けの方が得意です。魔法キャラを受けるのに向いてますが、弓や暗器もそれなりに受けられます。ポイントになるステータスは速さと魔防なので、ここを高めていく事で安定感が増していきます。
ひとつ不安要素として、見切り追撃を持たない事が挙げられます。特に敵に攻めかかる運用をする場合には見切り追撃は必ず付与しておきたいところ。これについては解決策として、Cスキルに歩行の見切り追撃4を継承するという手があります。攻撃魔防の謀策を捨てることになるためデバフが掛けられなくなりますが、デバフは別の味方に任せるというのも一案です。
また、カムイ自身は青バフ関係の効果は持ってないので、周囲からしっかり速さや魔防への青バフをかけてあげたいところです。
現時点では、魔防差の戦いにかなり強いため、例えば比翼リオンあたりが相手でも、少し調整すれば…
魔防勝ちして反撃可能になりますね。
味方へのサポート効果はほぼ持たないものの、天脈はマスに付与される効果であるため、味方も恩恵を受けることができます。ダメージ軽減半分無効の効果が乗ってくるため、相性が良さそうなのは、同じくダメージ軽減半分無効などを持つキャラやスキルたち。例えば、理の見切り追撃や攻撃魔防の拍節4などを持ったキャラで天脈にいる相手を攻撃すれば、ダメージ軽減を75%無効にすることができます。
カムイは、弱化やパニックをはじめとする各種デバフに対しては対策を持っていないため、敵の持つデバフ効果には注意が必要です。弱化無効付与やパニック無効付与など、うまく対策したいところです。ただ、魔防が高いため謀策や混乱にはかかりにくいのはいい点ですね。このことを考えると、Aスキルに明鏡止水を渡して攻撃魔防への弱化とパニックを自前でガードするというのも作戦としては取り得ますかね。
聖印としては、魔防の虚勢や止水3、盾のセッション3、速さ魔防の万全3などがいいんじゃないですかね。
伝承カムイ(男)の対処法
最後に伝承カムイ(男)が敵として出てきた場合の対処法です。対処法は、これまで見てきた使用上の注意点の、裏を行けばいいということになります。
つまり、ひとつ目としては、絶対追撃で攻めかかるということです。ちなみに絶対追撃、標準で持っているキャラも多いですが、例えば、十字牽制でサポートするって手もあります。
うまく使って行きたいですね。
行くなら物理で行った方がいいですね。物理が薄めなので。ただ、ダメージ軽減の壁があるため、できればダメージ軽減無効か、ダメージ軽減半分無効を持って臨みたいところです。まぁこれも、奥義「竜穿射」にくっついたダメージ軽減は無効化できないため、ダメージ軽減はどうしても残る点は覚悟しておきましょう。
また、絶対追撃するのはいいですが、反撃でやられないようにしなければいけません。奥義の竜穿射はなかなか強力で、かつこちらのダメージ軽減を半分無効にしてくるため、こちらもダメージ軽減を何重にも張るか、あるいは、純粋にこちらも高魔防で受け切るか、あるいは奥義を不発にさせるかというところです。奥義を不発にさせるには竜眼効果が必要になりますが、通常竜眼効果は魔防を参照します。つまり、高魔防がウリのカムイに対してはなかなか厳しいです。ただ、魔防を参照しない竜眼効果を持つスキルがあります。怒涛・キャンセル4です。こいつを持って殴りかかれば、反撃の竜穿射をめでたく不発に終わらせることができます。しかもこのスキル、キャンセル効果も付いているので、敵カムイの攻撃で敵奥義カウントが進みません。これにより、竜穿射のダメージ軽減効果が最大40%→最大30%に減り、追撃時に少しだけ優位になります。
ということで、標準スキルに怒涛・キャンセル4を持つ嫁ラピスに…
絶対追撃を付与して…
カムイに殴りかかってみると…
はい、バッチリ撃破できますね!
他にも、◯◯の炎撃や◯の蛇毒といった、戦闘開始後ダメージについては無効化できないため有効です。まぁこれらは、現状で有効な対策がないのでどんなキャラにも有効なんですが…。
他の対処法として、カムイが飛び出してくるような形で待ち受けるというのがあります。理想は、カムイの周囲3マスに敵が1体も居ないこと。こうなると一気に弱体化するため、魔防勝ちや速さ勝ちも取りやすくなり、キッチリ受け切って反撃で倒すって事もできます。その際は、自身は対策を持たないデバフを与えておきたいですね。
なお、闘技場あたりなら、周りの敵を先に倒し切っておいて、最後に残ったカムイを倒す…って手も使えますね。
他には、反撃不可で殴るという手もあります。できれば物理で殴りたいですが、例えば水薙ぎだと速さで勝たないといけないので、ちょっと工夫が必要ですかね。手軽な反撃不可は杖キャラですが、魔防が高いので一回で倒し切るのは難しいですかねー。
これも、絶対追撃があるといいですね。
もうひとつの対処法は、魔防勝ちできないまでも、魔防を高めて敵のダメージ軽減量を減らす作戦。ワンパンできる可能性が高まるので、魔防自慢のキャラなら全然アリですね。
以上、敵としてカムイが出てきた時の対処法はこんなところですかね!
ということで
また記事が長くなってしまいましたが、今回はこんなところですかね。まぁ、今回の伝承カムイは敵として出てきても倒せないことはないって感じでしたね。最新キャラなので厄介な事には変わらないですが。しかし今回の新天脈はなかなか楽しそうですね。カムイが倒れても発動するため、防衛に置いて事故を誘発することもできそうです。という感じで、うまく使っていきたいですねー。
ではまた。