どうも、アサマです。
さてさて、今回はスキル考察シリーズ。
共鳴の黒魔法4について見ていきたいと思います!
このスキルは、紋章士セリカが持ってきたスキルですね。今のところ彼女しか持っていないスキルですが、少ししたら実装されていくでしょうね。再録されるのは不動4が先かなーとは思いますが、3ヶ月以内くらいには再実装されるんじゃないかと思っています。
ともあれ、共鳴の黒魔法4を見ていきましょう〜
目次
スキル仕様
まずは、スキル仕様から。説明テキスト見てみましょう…
どん!
うん、例によってテキスト長いですね。
ひとつずつ見ていきましょう。まず、継承制限ですが、魔法なら誰でも継承可ですね。移動タイプによる制限などは無いため、騎馬だろうが重装だろうが、魔法キャラであれば誰でも持てます。さすが黒”魔法”と銘打ってるだけはありますね。
で効果ですが、簡単に言うと、
「自分のHPを削って、削った量に応じて敵にダメージを与えたり、敵のダメージ軽減を一部無効にしたりする」
ですね。…うん、黒魔法っぽい。
効果量は、自分の最大HPに依存し、最大HP=50以上で最大効果を発揮できます。
最大効果は、ダメージ+12、ダメージ軽減を60%無効になります。ちなみにこの時の自身のHPは戦闘開始後に6削られます。逆に、最大HP=35以下だと最小効果となり、ダメージ+6、ダメージ軽減30%無効となります。
出撃時のHPに依存した効果であり、マップに入ってしまえば効果は安定するため、このスキルを装備する場合は、とにかく最大HPを注視する必要がありますね。ちなみにここで言う最大HPは、もろもろのボーナス値反映前のものという但し書きがあるので、編成画面でHPを確認するのがいいでしょうね。
ちなみに、ボーナスはスキル効果に反映されませんが、神竜の花、召喚師との絆の契り、スキルによるステータスアップは効果に反映されますね。
ちょっと検証してみましょう。まずは、
HP48の、共鳴の黒魔法4を装備したセリカを用意しました。ダメージ計算は複雑なので細かくは見ませんが、自身への戦闘開始後ダメージは、
(48-20)/5 = 5.6 = 5
になるはずです。見てみると攻めかかってみると…
確かに5削られましたね。ちなみに敵へのダメージは…
57でしたね。
次に、召喚師との絆の契りによってHP=51になったセリカではどうでしょうか。
同じように攻めかかってみると…
自身へのダメージは6でしたね。そして敵へのダメージは…
62に増加しています。共鳴の黒魔法の効果が反映されてますね!
ついでに、聖印をHPがアップするものに付け替えて、HP56にしてみましょう。
この状態で攻めかかると…
7ダメージを受けましたね。しっかりと反映されています。しかし与えるダメージは…
HP51の時と変わらず、62ですね。
ということで実演でも分かりましたが「HPが過剰に高い場合、自身へのダメージ負担のみが大きくなり、敵へのダメージ増加は頭打ちになる」ということは注意が必要ですね。ダメージを抑えつつ最大火力を出すための最大HPは、
HP50〜54
ということになります。理想的には、この数値を狙っていきたいですね。
さて、ここでひとつ注意点があります。マップに入ってしまえば安定的に効果を発揮すると言いましたが、効果が発揮できなくなる状況がふたつあります。まずひとつ目は…
生の息吹4が添えられている状況です。
この状態で攻めかかると…
いったん5ダメージもらいますが…
すぐに9回復して全快に。その後の敵へのダメージは…
49…だと!?
ということで、戦闘開始後ダメージ自体を無かったことにされてしまうため、最低保証のダメージ+6、ダメージ軽減30%無効のみが効いている状態になります。ありがた迷惑とはまさにこのことですね、はい。
そしてふたつ目の効果が発揮できなくなる状況は…
HPが1もしくはそれに近い状況の時です。例えばHPが1の場合、戦闘開始後ダメージの表示こそ、
このように5と出ますが、実際には戦闘開始後ダメージでHPは減っていないため、そのまま攻撃を仕掛けると…
生の息吹で全快の時と与えるダメージは同じで49ですね。つまり、こちらが瀕死の状態の時もスキルは満足に発動しないということになります。
ということで、スキル仕様の説明はここで終わり…と見せかけて、もうひとつあります。それは、敵が戦闘開始後ダメージを与える効果を持っている場合にどうなるか?です。
こんな場合ですね。
セリカのHPは48。最初の検証の状態と同じです。このとき、自身へのダメージは5で、与えるダメージは57でした。そこに、縦3列横3列に戦闘開始後ダメージ5を与える響心スカビオサを置いてみました。この状態で仕掛けるとどうなるかと言うと…
自身へのダメージが10になりましたね。そして敵へのダメージは…
61っ!
どうやら、敵スキルによる戦闘開始後ダメージも、共鳴の黒魔法の効果に反映されるようですね。ちなみに、ダメージが62にならないのは、スカビオサの縦3列横3列の敵の速さ、守備-4の効果が効いているためです。セリカの武器は、速さの20%をダメージに加算する効果を持っているので、ダメージが1減っています。
ということで、「敵スキルも当てにできるからHPは必ずしも高くなくても大丈夫そうじゃん!」と考えてしまいそうなところですが、残念ながらこちらから攻めかかった場合に戦闘開始後ダメージを与えてくる敵は極めて少なく、現状だと伝承カミラ、比翼リオン、それから上の例に挙げた響心スカビオサ、そして床にばら撒かれた天脈・炎くらいです。(たぶん)
やはり、おとなしくHPが高いキャラに持たせるのが良さそうですね。
唯一、面白いかもしれないのが、受け型のスタイル。敵が攻めかかってきた時に関しては、汎用スキルの鬼神飛燕の炎撃や理の蛇毒などが戦闘開始後ダメージを与えてくるため、敵の攻撃をうまく凌ぐことができれば、自身の最大HPが低かったとしても高火力な反撃が期待できます。
まぁ、敵の攻撃をうまく凌ぐことができれば、というのがなかなか難しそうですが(汗)
ともあれ、スキルの紹介はこのくらいですかねー。
共鳴の黒魔法4を持たせたいキャラたち
さて、スキルの性質を見たところで、使いこなせそうなキャラたちを並べてみたいと思います!
例によって、我が兵舎を中心とした紹介なので、若干偏ってる可能性がある点はご容赦を…。ということで、
いってみよっ!
まず、トップバッターは…
魔器ラインハルトですねー
彼は何と言っても…
2回攻撃ですね。手数が多ければ多いほど効果を発揮するのが共鳴の黒魔法のポイントなので、2回攻撃との相性はバツグンです。ダメージ軽減も持っているので、反撃を凌げば4回攻撃に。これはかなり強烈なんじゃないでしょうか。
加えて、彼の武器は魔器であり、錬成することでHPがアップします。低凸でも、聖印にHP+5されるものを付ければ、目標のHP50に到達します。魔器英雄ってことでスキルを再生産もできますし、これはかなり相性がいいと言えるんじゃないですかねー
次〜
ほい、バレンタインリオンです。生の息吹4が登場したおかげで、ちょっと大人しくなったように感じた彼ですが、Bを魔の蛇毒から共鳴の黒魔法に変えることによって、少なくとも生の息吹4に対してはある程度強く出られるようになります。
相性という意味では、彼の武器についている軽減半分無効効果。
これとの相性は非常に良いですね。仮に、リオンのHPを45まで持っていったとして、黒魔法によるダメージ軽減は50%です。武器効果の50%と合わせると、75%無効にできますね。
加えて…
反撃不可が付いているので、こちらから一方的に殴ることができます。この点も、相性を語る上では無視できないところですね。
次〜
忍者カミラさんです。
今見ると、彼女の武器効果は非常にシンプルで…
こんな感じです。2回攻撃との相性の良さに加えて、待ち伏せ効果を持ってる点が注目ですかね。受け運用ができます。先に言ったとおり、敵の炎撃や蛇毒などのダメージも黒魔法の効果に組み込めるので、最大HPが多少低くても最大ダメージを出せる可能性はありますね。
次〜
モニカです。
彼女は攻め立て効果ですね。
反撃を受けることなく連続でダメージを与えられる点は、2回攻撃と同じく相性がいいですね。
次〜
ほい、闇ウルスラさんです。彼女も攻め立てですね。
こちらは味方に付与もできるので、黒魔法を継承したキャラに添えるのも良さそうです。
ちなみに、範囲奥義には黒魔法のダメージアップや軽減無効は適用されないので注意を…
次じゃ〜
ほい、忍者カムイですねー
2回攻撃ですね。敵を倒した後で比翼スキルで逃げ帰ることもできるので、Bに再移動スキルを装備できない点もある程度カバーできるのはいいですね。また、少し古めのキャラは、神竜の花でHPが底上げしやすいので、最大ダメージの面で相性は良くなりやすいですね。
次〜
水着グルヴェイグですねー。反撃をダメージ軽減できる能力と、攻撃後の再行動能力があるため、Bを攻撃用のものに割り当てやすいです。加えて…
ダメージ軽減半分無効を持ってるため、黒魔法の軽減無効と重ねることで殺傷力が上がりますねー。
次じゃ〜
兎クロエです、はい。彼女もダメージ軽減半分無効を持ってます。
加えて、再移動も武器に内蔵されているので、Bが割と自由になりますね。
次〜
響心アイビーです。彼女は、神速追撃ですね。
手数が増えるので、黒魔法との相性は良好ですね。また、響心英雄なのでスキルの再配布に向いているのもいい点です。
次〜
開花セリカです。セリカ同士なので相性はいいはず!…という気持ち的な理由もありますが、ポイントは…
祈り効果ですね。Bスキルを攻撃に全フリできるため、黒魔法との相性はいいと言えます。受けから入ることも可能ですね。ただ、連戦する場合には黒魔法の効果のせいで祈り発動条件を満たさなくなる可能性がある点は注意が必要です。黒魔法で運用するか、あるいは逆に、以前に紹介した生の息吹で運用するか…。悩ましいところです。
次〜
水着セライナさん挙げました。
反撃不可ですね。付与するタイプなので、サポートにも向きます。
次〜
伝承ディアドラです。こちらもセリカと同じく…
祈り効果ですね。こちらは奥義なので、不治の幻煙でガードされない点は強みですかね。
次〜
ほい、サナキです。彼女も2回攻撃がウリなので挙げたんですが、もうひとつ。
武器に、弱化に応じてダメージが増す効果を持っていますが、最近弱化が一部もしくは全部無効化されることが多くなってきたので、補完する意味で付けるのもいいんじゃないかと思います。比翼スキルで再行動できるのも◯。
次〜
反撃不可で殴りつけるお茶会シグルドですねー。
奥義発動で味方にバフが掛かるので、切込隊長として突っ込んで行くことが多いと思います。殺傷力が高まるのはいいことです、はい。
次〜
ネルガルですね。彼はやはり…
エーギル奪取ですね。攻めかかっていく戦術との相性の良さは言うまでもありません。黒魔法サポートに添えるのもいいですね。
さて、紹介最後です。最後は…
ハロノノ姉さん!
なんといっても黒魔法ですからね。魔女の格好との相性はピッタリ!(雰囲気)
…まぁ、好きなキャラに付けるというのは、色んな意味でありなんじゃないかと思います、はい。
ちなみに、グリモワールで飛びかかっていくスタイルなので、実際に相性がいいと言えなくもないです、はい。
ということで、こんな感じですかね。
ちなみに、重装のキャラも何か挙げようと思ったんですが、手元に良さそうなキャラがいませんでした…(汗)
敵として遭遇した時の対処法
さて次は、共鳴の黒魔法4を持った敵が敵として出てきた場合の対処について考えてみましょう。
これまで見てきたように、共鳴の黒魔法4は基本的に攻めに向いたスキルになってます。ということで対処法をいくつか挙げてみたいと思います。
1. 受けずに攻め倒す
まずはこれですね。共鳴の黒魔法4は攻めに特化しており、受けへのケアはほぼ無いスキルなので、こちらから先制できれば倒すのは容易でしょう。サポートするとしたら、グラビティやワープ抑制あたりが候補になるでしょうか。まぁ、基本的にはプレイングでなんとかする感じですかねー(おい)
2. 追撃不可で受ける
次にこれ。共鳴の黒魔法4はBスキルなので、同じBスキルの見切り追撃効果などとの共存ができません。つまり、追撃不可を持って受けることで、一撃しか喰らわずに生き延びられる可能性があります。少し前まで、速いキャラには武器に見切り追撃効果が内蔵されているケースが多かったですが、最近は持たないキャラも増えてきたので、追撃不可が有効に働く場面もチラホラ出てきています。追撃不可の最前線は水着フリーズの【凍結】効果で、これとの組み合わせは割と有効なんじゃないかと思います。
3. 待ち伏せる
そしてこれ。共鳴の黒魔法4は、戦闘開始とともに使用者にダメージを与えるため、HPが削られた状態になります。そこに対して待ち伏せの一撃を放つ事ができれば、比較的容易に倒すことができるかもしれません。…待ち伏せ対策に、不動の姿勢、持ってくるんだろうなぁ(遠い目)
3. 高魔防で受ける
次は、ベタですがこれですね。ポイントは、奥義以外のダメージ軽減効果に頼らないって点ですかね。共鳴の黒魔法4の効果でダメージ軽減を最大60%無効にしてくるので、ガチの魔防か、不動4などの割合じゃないダメージ軽減が有効ですね。相手は最新スキルなので部は悪いですが、これが一番の王道ですね。頑張りましょう。
4. 味方を1体犠牲にする
はい、エムブレマーとしてあるまじき発想ですが、あえて挙げましょう。Bスキルを占有する共鳴の黒魔法は、同じくBスキルで提供されがちな【再移動】を持たないケースが多いと思います。つまり、殴った後のケアがしずらいわけですね。
ということで、味方の尊い犠牲により、その場に残った黒魔法使いはあえなく御用、というわけです。
ということで
共鳴の黒魔法4。ダメージ軽減とダメージ軽減無効が飛び交う環境の中、飛行魔や騎馬魔は、一部を除いてダメージ軽減を無効化する手段に苦しんでいた感じもあるため、そのあたりの手当として使えるんじゃないかなー、と思います。また、条件に最大HPを持ってきたあたり、旧キャラを意識してる感じはありますね。最近めっきり使えてなかったキャラを、これを機に再び使ってみるのもいいかもしれませんね。
ということで今回はここまで。ではまた!