まったりファイアーエムブレムヒーローズ【FEH】

FEヒーローズのプレイ記録や日々思ったことを、まったりと書いてます。

【キャラ考察】光の神階英雄ピアニー

どうも、アサマです。

さて、第4部の開幕とともに、光の神階英雄ピアニーが配布になりましたね。

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彼女について、ちょっと見ていきたいと思います。

ちなみにこの記事、私にしては珍しく、長いです(汗)

基本ステータス

まず、彼女の★5無凸基準値のステータスがこちら。

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ステータス合計値は145。2距離踊り子では、舞踏祭ラインハルト(145)や、舞踏祭イシュタル(144)と、ほぼ同等ですね。比較対象になりやすそうな、伝承アクア(139)と比べると、6高い数値ですね。

 

ステ振りは、ひと言で言うと「速さが高めで守備が低い」という感じですね。HPも低めなので、スキル未装備で、物理の攻撃54で沈みます。多少はスキルやバフで盛れるものの、物理は受けない方が良いでしょうね。では、魔法は受けられるかと言うと…攻撃64で沈みます。こちらはまぁ、敵のメインアタッカーでない赤や青、それから無属性の一撃くらいは耐えてくれそうですね。ただ、緑魔は受けるのはやめておいた方が良さそうです。特に、対戦が多くなるであろう闇神階のユンヌは…受けない方が無難でしょうね。

飛空城攻城

さて、飛空城攻城における彼女の位置づけについて、考えみましょう。ここが、彼女の第一の戦場になります。

上に書いた通り、彼女は光の神階英雄です。順当に考えれば、光シーズンに出撃させることになります。

レート確保を考えると、同じく配布の光の神階英雄エイルと同時出撃することが多くなるでしょう。エイルとピアニーは、移動種が同じ飛行であり、武器種も同じ二距離。特に、移動種が同じと言う点には注意してスキルを構成する必要があります。例えば、攻城で最も使いやすいバフのひとつである「攻撃の指揮」を導入する場合、チームメンバーとして飛行キャラを選定した場合には効果が及ばないこと。

であったり、「〜の先導」や「〜の伝令」それから「〜飛行」などの、移動種を限定するスキルの選択に気を使う必要も出てくるでしょう。

 

また、攻城における神階英雄の最大の弱点は、自身が、後に述べる「神階効果」を受けられない点にあります。ピアニーさんは、ただでさえ、ステータス合計値が低い魔法踊り子ですから、戦闘においては出撃メンバー中最弱、と思っていて間違いはないでしょう。…まぁ、中には魔改造して最前線で戦わせるエクラさんも居るかもしれませんが…。

 

さて、次に、チームメンバーに与える影響です。ピアニーさんの持つ神階効果は…

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はい、HP+5、速さ+4ですね。

これが、光の祝福をつけたチームメンバー達に掛かるわけです。HPのアップは、神階英雄共通の効果ですから、特徴は、速さ+4ですね。

速さの「4」という数値は、かなり大きな数値です。これまで追撃を受けていた戦闘で追撃を受けなくなったり、追撃を出せずにいたキャラが追撃を出せるようになったり…。

この効果を生かすチームとして真っ先に思いつくのは、疾風迅雷を生かした攻め込みチームですね。疾風迅雷を戦略に組み込む場合、攻撃の数値は、場合によっては高すぎないほうが良いケースもありますが、速さの数値は、とにかく高ければ高いほどいいです。

また、受けを中心としたチームの場合、速さ勝負で受けきる型との相性がよさそうです。逆に、速さを切り捨てた、高耐久&切り返し型や、攻撃特化の反撃ワンパン型だと「速さ+4」の神階効果を生かし切ることができないかもしれません。

まぁもちろん、何がなんでも速さ+4を生かさなければならない、って事でもないですけどねー。

 

さて次に、ピアニーさんの戦闘中の役割です。

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まず、彼女の最も重要な役割は、チームメンバーの再行動です。スキルとしては「やさしいゆめ」ですね。

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このスキル、味方キャラの再行動だけでも強力なところ、その上、比較的広範囲に「全能力+3」と「伝令効果」が付与されます。

縦2列に効果が及ぶように仕掛ければ、前線に居る味方にも効果的に届きますし、序盤では、横2列に掛けることで効果を行き渡らせることもできます。

伝令効果に関しては、重装の移動距離を伸ばすように使えたり、壁や池を越えるように使えたり、また、前線の伝承リーフの奥義再行動時の呪いをうまく捌くように使えたり…と、工夫次第でかなり活用シーンがありそうですね。

全能力+3の効果もかなり重宝しそうです。ただしこれは、恐慌効果を受けると逆効果になってしまう点、注意が必要でしょうね。

 

さて、「やさしいゆめ」は、ピアニーさんを使うなら絶対に使った方がいい、とおすすめできますが、その他のスキルは、使い手によって個性が出るかもしれません。

まずは武器。

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「幸福の花」ですね。

非常にシンプルな能力ですが、これまで「ありそうで無かった」タイプの紋章バフです。

距離が離れていても効果を与えることができるため、飛空城においては重宝することと思います。「攻撃、速さ+3」という数字もなかなか良い数値で、特に速さに関しては、神階効果の「速さ+4」と重ねることで、比較的容易に「速さ+7」が実現できます。敵の神階ユンヌも速さの神階効果を持ちますが、それに対抗し得る、頼もしい能力と言えます。攻撃に関してももちろん頼もしく、特に、前線の味方キャラに「攻撃+3」を届けることができるのは、注目点ですね。

ただ、この武器については、変えるという選択肢もあると思います。例えば、味方の受けをサポートする「銀のゴブレット」や、弓や暗器から自身を守るための「ブラーレイヴン」。少しでも生存率を上げるための「ブラーサーペント」や「カボチャの行灯」など…。まぁ、個人的にはどんなチームでも「幸福の花」がいいかなー、とは思っていますが。

 

次に、Aスキルです。

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はい、死闘ですね。

これは、飛空城においては、ただの「HP3」と同じです。飛空城においてHPは、防衛設備の効果を避けるためにそれなりに意味のある数値ではありますが、これを装備しても、無凸無花で、HPは43。最近では防衛設備のレベルも上がってきており、このHPでは凌げないケースがほとんどかと思います。(位階が下がれば有効性はあるかもしれませんが…)

個体値や、限界突破、それから神竜の花などを駆使すれば、HPを上げる意味も出てくるかもしれませんね。

では、Aスキルは何が良いか?

戦闘が苦手だと言う点は、先ほど言ったとおりですので、サポートに徹する意味で、「〜の封印」や「〜の祠」の効果を受ける、いわゆる避雷針としての役割を考えてみたいところですが、残念ながらそれも向きません。攻め数値(攻撃、速さ)の避雷針にするなら「死線」が候補になりますが、「死線3」装備で、攻撃50、速さ41と、メインのアタッカーを凌ぐ数値にはなりにくそうな微妙な数値。攻撃の数値は絶望的ですし、唯一、ちょっと良い感じの速さも、自身の神階効果で味方の速さが+4されちゃってるので、41では物足りない…。死線を4にしても、速さ43ですから、やはり避雷針としては物足りない。もちろん、限界突破を重ねていけば、そういう道も開けてくるかもしれませんが…

では、守り数値(守備、魔防)の避雷針としてはどうか?この場合「守備魔防の城塞3」が候補になりますが、守備22、魔防33と、全く話になりません(汗)

つまり、避雷針としての役目は難しいだろう…というのがひとまずのところです。

となると…まぁ、好きなスキルを付ければ良いんじゃないでしょうか(オイ)

個人的には「獅子奮迅」「攻撃速さの絆」「攻撃魔防の絆」「鬼神飛燕の一撃」「アイオテの盾」あとは「相性激化」あたりが良いんじゃないかなー、とは思っています。

 

次にBスキル。

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これは個人的に「曲技飛行」がベストマッチだと思っています。

このスキルの何よりのメリットは、味方に再行動を掛けるときの自身の位置を調整できることです。スキル「やさしいゆめ」は、自身の位置が非常に重要です。うまく位置取って効果を最大化するには、このスキルが1番だと思います。ただ、気をつけなければならないのは、パートナーのエイルの隣接マスには飛べないという点です。もちろん、他のチームメンバーの飛行キャラの隣もダメです。基本的には、混成チームでの使用になる、という点には注意が必要です。

このスキルですが、変えるとすると筆頭候補は「救援の行路」かな、と思います。救援の行路も、同じように味方の隣接マスに移動するスキルですが、使用する状況が大きく異なります。チームのコンセプト次第では、曲技飛行より、救援の行路の方がいい、ということもありそうです。また、チーム構成によっては「編隊飛行」という選択肢もありますかね。

他に候補を挙げるとすれば「〜の封印」あたりですかね。特に「速さの封印」とは相性が良さそうです。あとは「〜の舞い」あたりですかね。これはまぁ…私は付けないかなー。

 

さて、Cスキルです。

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はい、標準では、何気に新スキルの「魔防の鼓舞4」ですね。これは少し悩ましいところです。

効果数値は「+7」と大きいため、うまく機能すればなかなか良い感じなのですが、飛空城だと比較的よく発生するのが、恐慌状態。特に、味方隣接という条件は、恐慌の格好のエサなので、鼓舞4効果がそのまま反転されてヒドい事に…なんて事も起こり得ます。

無難なのはやはり「〜の指揮」でしょうかね。隣接せずに鼓舞バフを与えてくれる、強い味方です。もしくは、「〜の開放」や「〜の大開放」あたりも、トリッキーですが面白いかもしれません。あとは、「〜警戒」や「〜の大紋章」と言った、紋章系のバフも候補になります。

あとは「〜の先導」や「先導の伝令〜」ってのもありますが、この辺りは「やさしいゆめ」と効果が類似なので、少しもったいないかもしれません。

で、奥義ですが、奥義は標準では未装備です。適当に月虹付けてますが、まぁ、比較的なんでも良いんじゃないかなー、と思います、はい。

聖印ですが、Aスキルものより、Cスキルものや、Bスキルものが良いと思います。具体的なスキルは、上の各スキルのところで書いた内容とほぼ同じなので、ここでは省きます。

 

と、いう事で、色々書きましたが、飛空城攻城に関してはこんなところですかねー。

飛空城防衛

さて、次は飛空城防衛での用途です。

普通に考えれば、ピアニーさんを防衛に組み込んでもレート減少効果は無いうえ、神階効果を受けられず、ステータスが低くて脆いため、入れるメリットは無い…

ように見えるのですが、手持ちのスキルセットがなかなかに防衛向き…だと思っています。

ポイントはやはり「やさしいゆめ」ですね。このスキルの効果によって、防衛のその他のキャラの動き方が複雑になります。さらに「曲技飛行」によって、ピアニーさん自身の動きも複雑化しておけば、攻め手を悩ますことができるでしょう。

また、武器効果も防衛向きで、攻め手の計算事故も多少は見込めますね、はい。

ただまぁ、防衛に組み込むなら、類似の役割を持つ伝承アクアの方が一枚上手かな、とも思います。もちろん、防衛チーム次第のところもあるので、一概に伝承アクアの方がいい…というわけではありませんが。

闘技場

さて、次に闘技場におけるピアニーさんです。

まず、査定力を見てみたいと思います。ステータス合計値は、自前の「死闘」スキルにより、170が保証されています。逆に言うと、闘技場に出すならこのスキルは外せないでしょう。で、スキル合計値は、専用武器、専用補助スキル、SP300のCスキル、を標準装備してますので、奥義にSP500スキル(天空など)を付けるだけで、最高数値を出せます。限界突破を重ねる事で査定力を高めれば、十分に闘技場に出せるキャラと言えます。

また、祝福効果による査定力の点でも、なかなか有望です。彼女自身が光の神階英雄で、2シーズンに1シーズンは、祝福効果による査定力アップが受けられるので、合致したシーズンでは気軽に出せますね。

で、闘技場におけるピアニーさんの活躍機会は…?と言うと、まぁ、言うまでもなくかなり活躍してくれるでしょう。何と言っても踊り子ですからね。それだけで十分使い勝手は良いと思います。加えて、伝令付与効果がある事で、高査定の重装キャラも動かしやすくなります。

 

また、登場したばかりなので、ボーナスキャラとしての採用も予想されます。

ボーナスキャラとして、撃破を強いられるケースではどうか…?と言う点ですが、これも、仕様変更によって1体だけ撃破すれば良いようになるため、何とかなるんじゃないかと思います、はい。

 

ちなみに、闘技場の防衛にも有用なため、高スコア帯では、光シーズンに10凸ピアニーに当たる事も覚悟しておいた方がいいでしょう。事故注意ですね。

縛鎖の闘技場

次に、縛鎖の闘技場です。

こちらも、査定対象となる初戦にピアニーさんを起用する場合に関しては、闘技場と考え方は同じです。

で、2戦目以降に採用する場合に関してですが、やはり、2シーズンに1シーズンは祝福効果が受けられるので、出撃頻度は高くできます。ライバルは、他の踊り子たち…という事になりますね。縛鎖の闘技場でのピアニーさんは、飛空城ほど他の踊り子との差は無いと思います。色バランスや好みに応じて、採用/不採用を決めれば良いと思います。ただ、飛行魔の踊り子で動きやすく、味方へのバフも優秀なため、個人的には踊り子の中でも使いやすい方にランキングされると思っています。この場合のスキル構成は、飛空城や闘技場に比べても自由度が高く、色んな型で試してみると良いと思います。

ミョルニル

さて、次は、新イベントのミョルニルです。

ミョルニルのスコア査定は、試してみたんですが、基本的な計算方法は闘技場と同じです。ただ一点だけ「表神階」とでも言うべき英雄が+10凸相当、「裏神階」とでも言うべき英雄が+5凸相当になる、という点だけ、闘技場とは大きく異なります。

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上の絵では、表神階が光、裏神階が闇ですね。

で、このように表神階に光が来た場合、高スコアを狙うならば、ピアニーさんは筆頭候補になります。ピアニーさんが死闘を持ってきたのは、恐らくこのイベントのためなのでしょう。

同じ光の神階英雄のエイルさんは、「無の死闘・飛行」がまだ実装されていない以上、ステータス合計値による査定劣後は免れません。

もちろん、エイルさんも出撃候補ではありますので、2人同時出撃…というケースが多くなるかもしれませんね。

戦渦の連戦

次に、戦渦の連戦適性はどうでしょうか。

戦渦の連戦におけるピアニーさんは、手動派か、おまかせ派かで、考え方が180度変わるキャラ…と言ってもいいんじゃないでしょうか。

おまかせでやる場合、味方を再行動して突撃死の可能性を高めてしまったり、自身の戦闘力はそれほど高くない上、弓の特効も受けてしまう…。という事で、まったくオススメできません。しかし、手動になれば、自身の安全を確保しつつ、味方のサポートに回れる…という事で、かなり優秀なキャラになるかと思います。

大制圧戦

大制圧戦において、踊り子は1人しか投入できません。そんな中でピアニーさんを採用するかどうか…という話ですが、結論から言うと、アリだと思います。

武器や、やさしいゆめの「十字方向」という範囲は、マップの広い制圧戦にも威力を発揮してくれるでしょう。味方の対象候補が増えるのも、ポイントが高い。終盤の敵本拠地付近での渋滞も、伝令効果で解消できたりしそうです。

Bスキルを「救援の行路」に変え、Cスキルや聖印に「空からの先導/飛行の先導」を持たせれば、かなり使いやすい踊り子ではないでしょうか。

ちなみに、おまかせでやるなら、武器は外しておくのもありかと思います。

フレンドダブル戦

多凸して、査定を上げてない場合、フレンドダブル戦での使用は「ダブル裏」という事になるかと思います。

その場合、赤の敵を撃破する事が求められるため、Aスキルに「相性激化」を置くなど、工夫した方が良いでしょうね。本人はそれほど強くないので…。フレンドダブル戦でも踊り子はありがたいですが、ダブル裏は戦う事が主になってしまうため、本領を発揮しにくいかもしれません。

一方、多凸して査定入りできれば、これほど頼もしいキャラも居ません。フレンドダブル戦では、ダブルな2キャラが戦って、残りの2キャラは、ほぼ、後ろで声援を送ってるだけですからねー。声援の変わりに再行動が付いてくれば、それはもう、楽になる事でしょう。

2シーズンに1シーズンは、査定力も上がりますしねー。

その他のコンテンツ

上で挙げた以外のコンテンツでも、もちろん使い勝手は良さそうです。踊り子ですからねー。

各所で活躍してくれる事でしょう。

ということで

ピアニーさんを考察してきました。久々に長い記事になってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。

ストーリーも、まだ始まったばかり。元気な妖精さんが、どのようにストーリーに絡んでくるか…。その点も、要注目ですねー(^ ^)