まったりファイアーエムブレムヒーローズ【FEH】

FEヒーローズのプレイ記録や日々思ったことを、まったりと書いてます。

【考察】聖印「速さの紫煙」の使い方

どうも、アサマです。

さてさて、戦渦の連戦「炎の国のロキ」で手に入った2つ目の新聖印「速さの紫煙」。「攻撃の紫煙」に次いで2つ目の「紫煙」ですが、ずいぶん間が空きましたねー。「攻撃の紫煙」が聖印で来たのは…(関連記事:戦渦の連戦「光の系譜」開幕!

去年の10月ですよ、10月!

実に7か月振りですね。ちなみに、過去記事漁って気づいたんですが、「攻撃の紫煙」が報酬だった回の目玉聖印が「空からの先導」だったんですよねー。一方、今回の目玉聖印が「編隊飛行」…ということで、対比してみると面白いですね。

さて、話が逸れましたが、「速さの紫煙」の使い方について、考えてみたいと思います!

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能力

まず、この聖印の能力は…

速さの紫煙1:戦闘後、敵の周囲2マスの敵の速さ-3
速さの紫煙2:戦闘後、敵の周囲2マスの敵の速さ-5
速さの紫煙3:戦闘後、敵の周囲2マスの敵の速さ-7

ですね。闘技場査定観点では、満額回答の「SP240相当」であるため、闘技場の査定パーティに付けることを目的にしてもいいでしょうね。

聖印覚醒によって強くなる度合い

さて次は、覚醒によって強くなる度合いを見てみたいと思います。この聖印をひとつ覚醒させることで、速さのマイナス値が「2」増加しますね。ランク1時には「-3」ですが、ランク3では「-7」になります。

速さの値と言うのは、追撃ができるか?できないか?に関係してくるため、オール or ナッシングの色合いが強いです。つまり一概には言えませんが、覚醒することで強くなる度合いが高いと言えます。特に「-7」という数値は、受けるはずだった追撃を阻止したり、取れないはずだった追撃を取ったりするには十分な数値と言えると思います。

類似の「謀策」に比べても、数値の伸びがいいことを考えると、覚醒によって大きく強くなる、と言えると思います。

ちなみに、ランク2でも速さを「-5」できるため、とりあえず2まで上げておく…というのもアリだと思います。

この聖印の使い方

さて、この聖印の使い方について、少し考えてみたいと思います。

「紫煙」自体はかなり以前からあるため、改めて言う必要もないかもしれませんが、基本的に「2距離キャラ」や「騎馬」との相性がいいと思います。こちらのターンで発動しておいて、敵のターンでデバフのかかった敵を相手にする…。そんな運用が一番典型的ですね。

受けでも発動するので、受けメインで考えることも可能ですが、基本的に敵AIは単騎で突っ込んできますから、「紫煙」がうまく働かないことが多い印象ですね。

あくまで「受けても発動する」というのはオマケ的な考えにしておいた方が良さそうです。(もちろん、やり方次第…ですが)

ちなみに、相性がバツグンであろう杖キャラは、残念ながら装備できませんね、残念。

あとは、その特性上、敵が多く出現する「大英雄戦」や「制圧戦」などでは、より輝きますね。

適正キャラの観点

まず、適正キャラの観点ではどうでしょうか。これは、上で書いたことと被りますが、先制攻撃を得意とするキャラが良いでしょうね。加えて、その攻撃で敵を倒せる火力を持ち合わせていると、なお良さそうです。

速さの紫煙は、攻撃対象の敵には掛かりませんので、倒しきってしまった方が都合がいいですからね。で、さっさと引き戻してもらうなどして、あとは味方に任せる…。

しかしここで、速さの紫煙がかかった敵を「味方で受ける形」を作っておかないと意味がないことに注意が必要です。次の自ターン開始時には、効果は解除されてしまいますから、敵ターン中に恩恵を受けておかなければならないからです。

ここに、紫煙の中でも「速さの紫煙」特有の難しさがあります。他の紫煙は、ダメージに直接的に関係する数値が下がるため、チーム構成、スキル構成を考えやすいんですが、「速さの紫煙」が掛かった相手を受けるのにふさわしいキャラ&スキル…となると、案外悩んでしまいますよね。

私が強いて挙げるとすれば「中低速の切り返し持ち」かなと思います。マムクートが典型ですね。

まず、速さの紫煙装備キャラで敵を攻撃して落とす。そのまま周囲に紫煙が掛かる。で、そのキャラをマムクートで引き戻し。そのままマムクートで周囲の敵を受ける…みたいな感じですね。

もしくは、速さの紫煙持ちで戦端を開きつつ、周囲の味方キャラで、電光石火、一気に撃破する…という作戦も考えられます。この場合、味方キャラはむしろ、速いキャラで揃えた方が良さそうですね。基本的には追撃で倒しきることが必須になってくると思いますので。

ということで、このスキルは、自身の適正と周囲の味方の適正が合って、初めて成り立つと言えそうです。使いこなすには、それなりの技量が必要でしょうねー。

スキル組み合わせの観点

次に、スキル組み合わせの観点です。

これは、比較的有効な組み合わせが絞られるでしょうね。まず最も有効だと思うのは「攻撃の紫煙」との組み合わせです。運用の仕方は「速さの紫煙」単体の時とほぼ同じですが、攻撃と速さの両方にデバフが掛かるとなると、その後の受けキャラの選定がグッと楽になります。場合によっては、装備者自身で受けられる無双キャラになる可能性もありますね。

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同様に「守備の紫煙」「魔防の紫煙」とも相性がいいと思われます。ただしこれらが「攻撃の紫煙」と異なるのは、味方が耐えるためではなく、敵を倒すために有効だということです。そのあたりを考慮して、周りの人選を考えたいですね。

さて、他に考えられるのは「一撃離脱/引き込み」などの自身が「下がる」スキルですね。敵を倒した後で下がることで、引き戻しなどに頼らずに…というのは難しいですが、少なくとも逃げやすくなります。もちろんこれは、近距離キャラに「速さの紫煙」を付ける場合の話ですね。

ちなみに「引き込み」発動時の紫煙の効果範囲については、以前に検証した記事があるので参考までに…(参考記事:【検証】「攻撃の紫煙」と「叩き込み」はどちらが先に発動するのか?

…まぁ、この記事は「攻撃の紫煙」と「叩き込み」でやってますが(汗) 

ということで

「速さの紫煙」の聖印、みなさんはどう使いますかねー。個人的には、上に貼ったエフラムに付けようと思ってます。ついに、速さ↑エフラムが輝く時がっ!

…まぁ、普通に考えたら弓リンさんとか、ブレード魔(ニノさんなど)とか、そのあたりに付けるといいんじゃないですかねー。

まぁ、他にも面白い運用ができる可能性を秘めた聖印だと思いますので、使って損はないんじゃないかと思いますねー。