どうも、アサマです。
さてさて、今回は神階英雄ヴェイルの専用Cスキル「邪竜の救済」について見てみたいと思います。
まずは効果。
自身と周囲2マスの味方に、攻撃&魔防の戦闘中強化と、ダメージ30%軽減、それから敵の最初の攻撃前に奥義発動カウント+1(以下「竜眼効果」と呼称)の効果を持ってますね。
竜眼効果が参照する魔防はスキル所持者であるヴェイルのもののようなので、発動に当たっては、効果を受ける味方の魔防が高い必要はないってところがミソですかねー。
効果の及ぶ範囲や内容から言って、受けで使うのが王道ですかね。攻めで使うこともできなくはなさそうですが、反撃をもらう事が前提になりますし、2マス以内に味方が居る必要があるため不自由ですね。唯一、ヴェイル本人は味方が2マス以内に居なくとも攻めから入れば効果はすべて発動するので、攻め運用でこのスキルが生きる場面もありそうです。ちなみにダメージ軽減効果、範囲攻撃には効きませんが、連撃や追撃も軽減できるのは何気にエライですね。
基本的な使い方
基本的には、いきなり奥義で殴りかかってくる相手に対して効果的ですね。まず最初に思いつくのは…
風クロード。最近の環境キャラのひとりですね。奥義未チャージ状態から、攻撃の直前に一気にカウントを詰めて滅殺をぶち込んでくる…。まともに受けられるキャラはなかなかいないんじゃ無いかと思います。攻撃と速さの値が、クロード自身の状態変化の数と敵の状態異常の数に応じて青天井なので、追撃をもらう可能性も高く、非常に厄介ですね。
これに対し、竜眼効果で対抗すると、初撃の滅殺はほぼ確実に封じる事ができます。ほぼ…と言ったのには訳があり、一部、封じられないケースがあります。詳しくはこの記事(【検証】風車 vs 竜眼 - まったりファイアーエムブレムヒーローズ【FEH】)を見てもらいたいですが、総選挙ルフレの七色の叫びをクロードに付与すれば、滅殺は発動します。ここでの滅殺発動を防ぐ策も、あるにはあります。W竜眼です。竜眼効果は重複するため、2つ効果を重ねる事で、今度こそ確実に封じる事ができます。ただこの場合も、追撃の滅殺を封じるのはなかなか厳しいので、完全な対策にはなりません。今回の神階ヴェイルの登場で、トリプル竜眼が可能になりましたが、これでようやく、追撃の滅殺を抑える事ができるかどうか…というラインなので、実験で試してみたくはありますが、あまり一般的な作戦とは言えないでしょう。
ということで、視点を変えて見てみましょう。「邪竜の救済」の効果が新しいのは、竜以外のキャラに竜眼効果を持たせる事ができるって点なので、ここに注目します。前述のとおり、初撃の滅殺はほぼ不発に終わらせる事ができるので、通常攻撃を耐え、反撃で一撃で倒すことが要件になります。通常攻撃を耐える手段として最もポピュラーなのが、ダメージ軽減ですね。一方、反撃で倒すためには、ダメージ軽減無効がほしいところです。なぜならクロードは、反撃に対しての80%軽減を持っているから。これを貫通しなければなりません。悩ましいのが、ダメージ軽減とダメージ軽減無効が、ともにBスキルに寄りがちという点。ダメージ軽減代表は奥の手4。ダメージ軽減無効代表は奥義の螺旋4と、ともにBスキルですね。
ひとつ朗報なのは、邪竜の救済に30%ダメージ軽減が付いている点。クロードに対して相性有利が取れる場合、この軽減だけでも十分という場面は多そうです。この場合、Bにはダメージ軽減無効スキルをつけるのが良さそうですかねー。
ということで、対クロード用って意味でヴェイルを添えると良さそうなキャラを手持ちからちょっと並べてみますかねー。
まずトップバッターは…
オルティナ！
同じ天の神階英雄として、彼女の名を真っ先に挙げざるを得ません。武器には遠反、Aにはダメージ軽減内蔵で、奥義にはダメージ軽減無効が付いているっ！そんな完璧なオルティナも、風クロードの滅殺の前に、なす術もありませんでした…
しかし！反撃の時はきた！ヴェイルという盟友とともに、受けオルティナの時代を再び！（テンションおかしい）
ちなみに、歩行オルティナも同様にいい感じです。彼女の場合はBに見切り反撃不可4が付けられるので、クロード以外にも反撃不可で迫ってくる相手を威嚇できます。見切り反撃不可4を継承したくなってきたな（ふむ）
さて次です。次は…
魔剣なんかには負けん！…でお馴染みのマリータですね。彼女の武器は…
軽減無効内蔵ですね、クロードに反撃するにはもちろん遠距離反撃を持つ必要がありますが、そこさえ整えば、割と行けるんじゃないですかねー。あと、虚勢つけても回避4でクロードを軽減できるか怪しいので、奥の手にしてると固いですかね。まぁ最悪、ヴェイルの30%軽減だけでも凌げるかもしれませんが。
次〜
はい、総選挙ルフレです。奥の手標準装備なので、Aを遠反に変えればおしまいです。お手軽ですね。返しは緋炎にして、ダメージ軽減無効化していきましょう。
次っ！
はい、ガチバトルの民、ディアマンドです。武器効果は一見すると…
ヴェイル添えには向かないようにも見えます。ダメージ30%軽減の効果を受けられないですからね。しかしそこは、持ち前の固さで乗り切ってもらいたいところです。で、反撃のダメージ軽減無効で粉砕っ！という感じですね。あ、言い忘れましたが、もちろんAには遠反で。
次〜
螺旋ファミリーの筆頭、魔器オフェリアですね。色相性はいいので30%軽減だけでなんとかなってほしいところです。…ちょっと自信ない。
次っ！
はい、級長対決ですね。
Aを遠反にして、Bを奥義螺旋にする必要があるので、はっきり言って趣味の領域ですが、エーデルガルトでクロードに勝つことに意味があるんです、はい（趣旨変わってる）
ちなみに、40%ダメージ軽減持ちで受け連撃もこなすので、アリだとは思います。
次〜
遠反伝承ナンナさんに可能性を感じる会、会長です。反撃で奥義を発動したいので少し工夫は必要ですが、攻めでも守りでも立ち回れるナンナさんになれるのは魅力ですね。
何より…
いま、ガチャで絶賛ピックアップ中っ！（フクロウの手先感）
30%軽減だけで受けられるかどうかは…要検証です（汗）。素直にBを奥の手にした方がいいかも。
次〜
ニュクスですねー。
対クロードだけでなく、普通にいい感じなんじゃないですかね。ヴェイルが軽減した分のダメージも跳ね返せるので。クロードに対するなら、Bは奥義螺旋か、あるいは魔の見切り追撃でも届くんじゃないですかねー。ニュクスの場合、そっちの方が汎用的で使いやすいのでいいかもしれません。
次っ！
はい、相性不利なのでたぶん無理ですが、初撃をなんとか受け切って、奥義カウント加速と連撃を使って滅殺をぶち込みたいところです。速さ勝ちすればカウントは加速するんですが、それが無理ならカウント加速を外付けするのもアリですかね（無理やり）
次〜
リンちゃんですねー。
…というか、歩行弓は全般にクロードに対して強く出られるようになった感じがしますね。飛行特効があるので、理の見切り追撃で奥義をぶつければ撃破できそうです。もちろん、狙撃で撃ち落とすのもアリですね。
次っ！
密かにいいんじゃないかと思ってるのが、このカアラさんに遠反を付けるというやり方。奥の手&天空という可能性も追求できるので、色々と面白そうです。
次〜
はい、アンナさんです。まぁ、ヴェイル添えなくても単独でクロードと戦える力を持ってはいるんですが、ヴェイルを添えると、より盤石になりそうですね。
次〜
こちらも、単独でもクロードに対抗できる実力を持つ伝承リュールですね。A竜眼で盤石なのですが、ヴェイルを添える事でAを攻速秘奥に戻したりもできますね。七色の叫び付きクロードにも対抗したいなら、A竜眼にヴェイルを添えて、W竜眼で挑むのもアリですかね。
何より、リュールとヴェイルのコンビが尊いですね。ふたりで支援を組ませるのも大アリですね。
次じゃー
目には目を。クロードには…クロードを！
って事で、クロードです。何気に受けから入って30%軽減持ってるんですよねー。ヴェイルの30%軽減と組み合わせると51%軽減できるので、おそらく受け切れますね。で、反撃で滅殺です。…うーん、なんともはや。
次〜
はい、ヘルです。
この人の場合、クロードを倒せはしないですね。ただ、生き残ります。決闘なんかだとかなりいいんじゃないでしょうかね。にしても、錬成でだいぶ強くなりましたよねー、このひと（しみじみ）
次〜
螺旋シリーズの雄のひとり、開花セティですね。何気に武器効果にダメージ30%軽減があるので、耐えて反撃で相手を倒すって事も可能になります。その場合、奥義は範囲奥義ではなく通常の攻撃奥義にする必要がありますね。
次っ！
ほい、総選挙セネリオですね。
魔防参照のダメージ軽減最大40%を持っているので、都合58%軽減できます。で、反撃は連撃で半分軽減無効になるので、かなり安心感ありますね。ちなみに、連撃キャラの場合、奥義の螺旋4と理/魔の見切り追撃とで、与えるダメージにほとんど差はありません。奥義不発だった場合を考えると、理/魔の見切り追撃に軍配が上がるかなー、くらいです。いずれにせよ、頼れる男ですねー。
次〜
セリーヌですね。武器効果に、最大45%のダメージ軽減を持っています。速さ参照ではないので安定して軽減できます、はい。奥義の螺旋4が必須にはなりますが、なかなか頼れると思います。
次〜
アルムですねー。
狙撃よりカウントの低い月光閃・承が軽減無効なので、貫けますね。前述のとおり、弓はクロードに特効が取れるのも大きいです。
次っ！
はい、ドリームコンボですね。
Aに竜眼を持たせる事で、トリプル竜眼が実現します。聖印に遠反持たせないことで、無抵抗にはなりますが、追撃で滅殺をもらう可能性を下げる事ができます。クロードの戦闘前の奥義カウントが3の場合、状態変化が5つまでなら滅殺は不発になります。この場合、連撃防御も有効になるので、ダメージをかなり抑えることができます。くどいですが、相手を倒すことはできません。ただ、耐えるという意味において、かなり有効じゃないですかねー。相手がクロードではない場合も含めて。
クロード以外の相手について
さて、長々とクロード対策の話ばかりしてきましたが、クロード以外の相手についても少しだけ考えてみましょう。
…と思ったんですが、たいていの場合、クロード対策をしておけば自動的に他のキャラへの対策にもなってる感じですね。
奥義がチャージ済みの相手と戦う際は、クロードを仮想敵とした対策が非常に有効だと思います、はい。
ヴェイルを相手にする場合
逆に、ヴェイルを相手にする事を考えてみましょう。奥義カウントを戻されますが、それを抑え込む策として、先も上げた「七色の叫び」があります。奥義カウントが溜まった状態かつこれを付与した状態であれば、奥義を発動させることができます。また、そもそも攻め奥義を前提としない戦い方をする、というのもあります。神速回避が典型ですかね。奥義によるダメージ増加の恩恵は受けつつ、竜眼効果を避ける事ができます。
また、上に上げた奥の手も良さげです。祈りと組み合わせておけば、火力をある程度確保しつつ、竜眼効果の対象からは外れます。
あとは、ルキノのように、戦闘中に一切自身の奥義が発動しないってキャラも有効ですかね。…まぁ、現状ルキノしかいませんが（汗）
あとは、スキルでは青の暗闘が有効です。ヴェイルが青いですからね。まぁ、戦う敵はヴェイル自身とは限らないので、他の色の暗闘も多少は刺さる可能性があります。あと、そもそも暗闘を付与できるエンブラや、暗闘効果をもつブラミモンド、伝承リン、比翼シャミアの比翼スキルなどで対抗すると言うのもアリですね。特にエンブラは強力なので、奥義チャージ済み部隊を防衛に置くなら、理の防衛に無理やりエンブラを入れてもいいくらいかもしれません。
最後に、根本的な対策として、高魔防キャラで攻めると言うものがあります。邪竜の救済は魔防参照の効果なので、魔防で勝てれば意識することはありません。頑張っていきましょう、ええ。
ということで
いやー、今回もだいぶ長くなってしまいました（反省）
ヴェイルの「邪竜の救済」はなかなか強力だと思うので、うまく使いこなしていきたいですねー。
ではまた！
